フランスから届いた写真には、レースと刺繍、きらめくビーズ、ディテールと世界観を伝えるスケッチ。手を動かす職人たちの姿も見えます。オートクチュールの制作現場でしょうか。いいえ、これは舞台衣装とその場面写真。ストラスブール国立劇場製作、カロリーヌ・ギエラ・グェン演出の『ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燦めき~』という作品が、まもなく来日を果たします。

エディターKUBOTA
幾星霜をこえて編集部に出戻ってまいりました。活字を読むこと、脂と塩気、2匹の保護猫、平和と雑談を愛します。