いま、長野県の松本がアツいのをご存知ですか。新宿からあずさで２時間半ちょっと。お洒落なお店や、新しく移住する人も増えているそうです。２月下旬、長野の木曽に住む祖母に会いに行く途中で寄ってみたら、寒かったけれど、やはり超アツかった！
最初に訪れたのは、「guú by kanam」というお店。ニットブランド「kanam」のアトリエ＆ギャラリー店舗として去年の秋にオープンしたそう。グラフィックデザイナーでもある宮田佳奈さんが少し前に始めたブランドで、「日々を編む」がコンセプト。ホールガーメントの薄手のニットや、手編みのローゲージニットなど、日常に寄り添う上質なニットを展開しています。
お店で商品に触れていると、どれも欲しくなってしまって困ったほどでしたが、最終的に選んだのは、写真のカシミヤビッグストールです。上質なカシミヤを繊細に編んでいて、極上の柔らかさ。肩に乗せると、「ん？ 本当に乗った？ 幻？」と思うほどの軽量ぶり！ ふわっふわの肌触りと、ふわりとした軽さ、両方を極めています。
暖かくなってきたとはいえ、まだまだ肌寒い今の時期はもちろん、薄手なので夏の冷房対策にも活躍しそう！ 癒やし効果のありそうな優しいピンクもお気に入りです。これは、ストールを通り越してもはや羽衣ですね……。通年そばに置いておきたい宝物が増えました。
ちなみに、松本には他にもお洒落スポットがたくさん！ 「guú by kanam」から徒歩数分圏内だけでも、木工デザイナーの三谷龍二さんが営むギャラリー／雑貨店の「10cm」、雑貨店とカフェが併設された「ラボラトリオ」、古道具のセレクトショップ「guild Bekkan」などがあります（←すべて「kanam」の宮田さんに教えていただきました。本当にありがとうございます！）。
また、同じく「guú by kanam」から徒歩約5分のところには、「松本民芸家具」の「中央民芸ショールーム」が。ここでは到底書ききれない歴史に裏打ちされた美しい家具を実際に見て購入することができます。かと思えば、そのすぐ近くには「MARKING RECORDS」という、可愛い猫ちゃんがいるヒップなレコードショップがあったり、雰囲気の良いトラットリアがあったり。
何より、国宝松本城を中心とした城下町として、歴史の香りがそこら中に満ちていて、建物の向こうには悠然とした山々がそびえ立つ。とっても良いところです。ちなみに、松本から少し足を伸ばせるなら、旧中山道の宿場が残り、タイムスリップ気分を味わえる木曽路にもぜひ♡ 溢れる長野愛ゆえ、つい書きすぎてしまいましたが、本当におすすめですので、ぜひぜひ訪れてみてください〜！
自分でも着られる服を常に探している身長148cm。動物が大好きで、サラブレッドに癒される目的で乗馬にゆるく通っています。趣味は経済ニュースを見ること。
