みなさん、お気に入りの「粘膜リップ」や「粘膜グロス」はお持ちですか？ 「粘膜！？」と聞くと一瞬、驚くのですが、自然な血色感を演出できるピンクベージュ系統のカラーを指すネーミングです。現代のビューティ番長的存在の韓国では、「MLBBカラー（＝My Lips But Better）」という、ナチュラルだけど、素の唇が美しく見える色が長らく流行っていますし、世界的なトレンドだということは十分理解。しかし、どうも自分にマッチする「粘膜リップ」が見つけられなかったんです。普段は濃いめのブラウンをつけることが多いため、薄めに仕上がる色を塗るとソワソワしてしまうんですよね。シアーなものが多いので、素の唇の色もキレイにしないとですし、濃いリップカラーの時には気づかなかった肌のアラも目立つ気がする。とにかく悩みが増える色という認識だったのですが、最近そのイメージを覆す最高のリップグロスに出合ったのです。
まさにジェニ色！ 自然だけど、ほんのりしゃれ感のある優勝カラー
それがこちら。HERAのセンシュアルヌードグロスの#462 スピーチレスです。この夏日本上陸を果たしたHERA。BLACKPINKのジェニがアンバサダーということで、日本デビュー前から注目していました（Qoo10や現地で購入したりも）。この#462 スピーチレスという色番は、ジェニが起用されているキービジュアルにも使用されているプロダクト。くすんだピンクベージュに、温もりのあるココア色を忍ばせたような絶妙なカラーが本当に可愛い！ 実際に肌にのせると分かるのですが、本来人間の肌が持っている血色感をふんわりと引き立てつつも、しゃれ感のあるブラウンが自然に主張される。一見、「少しキュートすぎるのかな」と思ったのですが、仕上がりはモダンでよい意味で裏切られる素敵な色なのです。
モードな「粘膜リップ」の色の鍵は、ブラウンの気配！
肌にのせると、こんな感じに。チップで塗ると、ピターっとフィットし、うっすらベールをまとったように縦皺も見えにくい。自然なつけ心地で、メイクアップをしている感はあまりないのに、顔を見ると色づきはしっかり。しかし、グロス独特のベタつきはなく、あくまで軽やか。塗った瞬間に出るツヤで、プランピングを施したかのようにふっくらとした唇もすぐにゲットできます。
コロンとしたボトルの形にも胸キュン♡
色味だけでなく、ボトルのシェイプやチップの使いやすさもお気に入りのポイント。コロンとコンパクトなミニサイズのグロスは小さなポーチや、バッグの内ポケットにも収納して持ち運びも容易い。また、チップの部分は柔らかめに作られているので、唇の形やリップラインに合わせてグロス液を塗りやすいのもGOODです。
実はまだある！ この夏お気に入りの“粘膜リップ”
余談ですが、HERAのセンシュアルリップグロスを使い、自信をもらえたからか、にわかに「粘膜リップ」を試すように。夏は暑いし、軽〜いテクスチャーのものがやっぱり使いやすいっていうのもあります。そんなこんなでHERAに並んで最近ヘビロテ中なのが、ディオール アディクト リップマキシマイザーの043！ こちらはより夏向け。ほんのりオレンジがかったコーラルベージュです。日焼けした肌や、キラッとしたラメ感強めのメイクアップにも似合う。朝急いでいる時にさっと塗るだけで、ヘルシーな表情を演出してくれる一本です！
こちらを手に出すと、このような色味。唇の色そのものを美しく見せるだけでなく、口周りの皮膚や、顔全体を明るくしてくれるんです。血色感を自然に演出したい方には特におすすめな一本です。
引き続き暑い夏のメイクアップも、最強の「粘膜リップ」とともに楽しんで行きたいです！
ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。
