2月も行きたい!【大江戸骨董市】の楽しいお買い物体験

もうすぐ発売されるSPUR3月号のテーマは「大人だから着たい服」。特集の一部でジュエリーテーマ「アニマルジュエリーの輝く時」を担当しました。スタイリストさんによる緻密な世界観の設計とプロップへのこだわりのおかげで、とても素敵な仕上がりになっているのでぜひご覧になっていただきたいのですが、その打ち合わせの際に教えてもらったのが大江戸骨董市の存在。普通のお店でなかなか出会えないようなアンティークの素敵な器やレースに出合えることがあると聞き、先月の週末に行ってきました。

目移りがとまらない器ブース

大江戸骨董市の写真
約一畳ほどのスペースに所狭しと並ぶ素敵な食器たち……!

場所は有楽町の東京国際フォーラム。千代田線二重橋前から徒歩5分くらいの場所です。到着したのは10時ころだったのですが、入り口の時点でかなりの賑わい。骨董市というものは職人さんが作った手作りの一点ものが並ぶようなイメージを持っていたのですが、昔の工業製品やデッドストックもあってかなりバリエーション豊かです。器だけでなく、着物やレースなどの布もの、陶器や木彫りの置物や絵画などの美術品、ボタンや髪留めスカーフなどの装飾品……ありとあらゆるものがそこにありました。古道具屋さんや古着屋さんが出張出店しているところもあれば、完全に個人で買い付けや仕入れに行って販売している行商パターンも。好きで集めている人が多いようで、どの商品にしても、これはどこの国のどのくらいの年代のもので、どんな風に使われていたものなのか詳しく教えてくれます。ものすごく寒かったのですが、昼食も忘れてあっという間に4時間ほど経過してしまいました。

3つのお店で器を購入しました

大江戸骨董市での戦利品未開封版
それぞれ2000円から7000円程度でした。オマケしてくれたお店も

吟味に吟味を重ね最終的に3つのお店で商品を購入。こんな感じで簡易な包装で包んでくださるので、エコバッグは必須です。常連さん風の人はスーパーのレジカゴに入れるようなマチありタイプを持ってきていて納得。海外から来ている達も多く、トランクや大きなリュックに詰め込んでいました。普段使っているコットンの薄型トートタイプしか持っていかなかったのでちょっと不安でしたが、無事に割らずに持って帰ってこれました。

購入した戦利品たちがこちらです

大江戸骨董市での戦利品
オンラインショッピングでは味わえない充実した買い物体験!

ブルーの平皿はドイツのダイナーがオリジナルで作っていたものだそう。お揃いのマグや砂糖壺もありました。透明のものはフィンランドのデザイナー、タピオ・ヴィルカラによるイッタラのデザートグラス。この春には彼の展示が東京ステーションギャラリーであることも教えていただきました。小さな豆皿はブルーの器をたくさん集めているアンティークショップで。おやつはもちろん、ポプリを置くのもいいなあと思いながら購入。世界中の色々なエピソードをお伺いしながらのお買い物はとても楽しい体験でした。2月は2日あるそうで、ぜひまた行ってみたいと思っています!

エディターMONNAプロフィール画像
エディターMONNA

冷たいビールと川遊びを愛する夏原理主義。首の詰まった服をよく着ています。

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