運命のローファーは【TOD'S(トッズ)】にありました

ここ最近のSPURエディターズのローファー熱がすごい! ボッテガ・ヴェネタに、ロジェ ヴィヴィエ、それにグッチ。気づけば3ヶ月以内に3人のエディターがローファーの記事をUPしていました。クラシックにもカジュアルにも似合うし、流行り廃りのない永遠ベーシックアイテムだから1足持っていて損なし! 私も大好きです、ローファー。そんな編集部内のローファーブームに便乗して、私もお気にりを紹介します。

人生6足目にして巡り会えた大本命は【トッズ】の「ケイト」

トッズ TOD'S ケイト レザー ローファー
トッズ 「ケイト レザー ローファー」¥127,600

私がゲットしたのは、トッズ。昨年の晩夏だったと思いますが、伊勢丹で見かけて買いました。ローファーはブランドを代表するアイテムで、中でもチェーンモチーフのシリーズ「ケイト」は、靴のみならずバッグも人気のアイコニックなシリーズです。

もともとローファーが好きで、過去にいくつかのブランドのものを履いてきました。記憶にある限り、5足は買ってきたかと。今回は、最近まで愛用していたものがやっぱり足に合わない! と思い手放したタイミングでの購入です。履き心地が良くないものは、いくらデザインが可愛くても出番が少なくなる、と実感した直後だったので、いつも以上にセレクトには慎重になっていました。

そもそも私の足が難しい足だということもあって、しっくりくるローファーが少ないんです。薄く、幅もないペラペラ足。しかも左右のサイズが実寸だと1cmも違うんです!(靴のフィッティングサービスを受け、正しく計測してもらうまで自身でも気づいていなかった笑)難解すぎる足なので、基本ごまかしの効くブーツ、サンダル、スニーカーで回しているのですが、ローファーだけは好きなので、懲りずに合うものを探し続けています。

さて、自分にピッタリのローファーにはいつ出合えるだろうと、いくつか挑戦してみたいブランドを頭に思い浮かべながら伊勢丹の靴フロアを徘徊していると、トッズが目に飛び込んできました。

厚底なのに軽すぎてごめん!? 

トッズ TOD'S ケイト レザー ローファー
6cmヒールで身長が盛れるのもナイス! バックスタイルには、アイコニックなラバーのペブルが。

トッズのローファーといえば、人気の名品アイテム。周囲や街でもよく見かけていますし、気になっていましたので、さっそく試着することに。すると、足を入れた瞬間、あまりの軽さにびっくり。6cmの厚底にもかかわらず、ラバーソールなのでとっても軽快。厚底でこりゃすごい! と感動しました。前回失敗して手放したシューズは、ソールの重さが負担だったこともあり、やっぱ軽いって歩きやすいんだ……と当たり前のことではありますが、身に染みて実感しました。

丸みのあるトゥではありますが、幅が広すぎない。そして深めのアッパーがしっかりと足をフォールドするので、私のような幅せま・甲薄足さんにもおすすめです。

接客をしてくれた店員さんが「トッズのローファーの革は柔らかいので、すぐに足に馴染みますよ」と言っていたのですが、まさしく! まさしくすぎました。新品の革靴はかかとの部分が特に硬く、靴擦れしがちなので、柔らかくするために手で揉んだり、わざとかかとを潰したりして、レザーをこねくり回してから卸していたのですが、今回はその必要ゼロ。履いた1日目からジャストフィットでした。奇跡では!?

歩きやすくて、どんなシーンにも合うから旅にももってこい!

トッズ TOD'S ケイト レザー ローファー
パンツにもスカートにも。ボトムを選びません。リブソックスと合わせるのが好きです。

購入以来、半年ほど経ちますが週3は確実に履いてます。とにかく履きやすくどんな服にでも合う! 秋に海外出張に行ったのですが、とにかく荷物が増えるのが嫌いなので靴はこのローファーしか持っていきませんでした。それでも問題なし! さくさく歩けて、出張中の毎日のコーディネートに寄り添ってくれました。

最後にもう1つアピールポイントを。”ケイト”シリーズのローファーはいくつかありますが、私が選んだこちらには1つ特殊な点が。メタル素材のチェーンデザイン部分が”黒”なんです。通常は、華やかなゴールドです。店員の方が、これまでにないチェーンの色だと教えてくれました。メタルパーツが配されたローファーを履く日、ジュエリーとメタルの色が合っていないと気になりませんか? シルバージュエリーの日、ローファーにだけゴールドカラーのパーツが付いていたら、気になって一日中モヤモヤしちゃう! ブラックのメタルなら、どんな地金のジュエリーともマッチして、悩みを解決してくれます。意外とないカラーなので、スペシャルなポイントだと思っています。

1度自分の足に合う型を見つけると、嬉しいし、ほっとしますね。今後ローファーを新調する際は、真っ先にトッズへ赴くでしょう。そして、こちらの形に近いものを探すことにします。さっそくですが同型のブラウンが気になっているところです。

エディターAOYAMAプロフィール画像
エディターAOYAMA

20代向け女性誌からSPURへ来て、モード修行中。服は、シックな色であればあるほど落ち着きます。ホテルステイ&愛犬との時間が最高の癒し。

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