3月末にリニューアルした「COMME des GARCONS(コム デ ギャルソン) 青山店」。私も先日のぞいてきました。リニューアルでは、新たに2Fフロアが増設されていて、これまで以上にゆったりとショッピングが楽しめる空間に。「コム デ ギャルソン・シャツ」や「コム デ ギャルソン・ガール」など一部のブランドが２Fにお引越し、さらに「ノワール ケイ ニノミヤ」の売り場が設営されていました。ちなみに内装は、川久保玲自らが手がけたんだとか！
さて、そんな生まれ変わった店舗の正面のショーウインドーで見慣れぬバッグと目が合いました。青山店の入り口横のショートウィンドーには、かねてよりバッグが鎮座しているのは皆さんもご存じの通りかと思いますが、「あれ、こんな形あったかな」という子がいたんです。
横長のころんとしたレザーのワンハンドルバッグ。手にしてみるととっても軽く、ハンドル部分にクッション性があってフカフカしていることに気づきました。ショップの鏡で合わせてみると、既存のバッグ同様にシンプルだけどどこか洗練された雰囲気がありました。どんな服にも合いそうだし、いいな～なんて思っていると、「店舗のリニューアルを記念して先行発売されている新作なんです」と、店員の方が教えてくれました。なるほど、どおりで初見！ ”新作”という言葉に心揺さぶられ、さらにもともと少しシワのあるレザーだから傷が目立ちにくいことなどの説明を受けているうちに、どんどん欲しくなっていました。とはいえ、黒いバッグは家に何個もあるので、うーんうーんとしばし悩んでいたのですが、24年ぶりの店舗リニューアルを勝手ながら自分もお祝いしたくなり、よしこれも記念だ！ とおめでたいムードに乗っからせてもらうことにしました。
サイズは2種展開で、横30cm弱の大きいタイプと、20㎝弱の小さいタイプです。マチもしっかりあるので荷物少なめ派の私には、小の方で充分。スマホに財布、キーケースにイヤホン……出かけるのに必要なアイテムは難なくINできました。実際に使用してみて、フカフカのハンドルがいい仕事をしてくれることにも気づきました。手首に掛けても痛くなく、ハンドルの跡もつきませんし、手で握るとむぎゅむぎゅと気持ちいい。目で見てもわかるフカフカ感が、黒のミニマルなバッグのお茶目なアクセントにもなっています。
新しくなった店舗をふらっと見学にしに行くつもりが、思わぬ素敵な出合いがありました。4月末現在は、青山店での先行発売ですが順次他店舗でも取り扱いが始まるそう。気になった方は、ぜひ。
20代向け女性誌からSPURへ来て、モード修行中。服は、シックな色であればあるほど落ち着きます。ホテルステイ&愛犬との時間が最高の癒し。
