ミラノからやってきた、【trudi(トゥルディ)】のあおむし

「お土産何がいい?」という質問には、「かわいいやつがいたら、ご当地のぬいぐるみとか人形で!」とリクエストしています。国ごとにぬいぐるみの顔や作りの特徴が異なるところが興味深く、自分だけでは見つけられないような子に出会えるのです。それに、ピンポイントでリクエストするよりも、何を買ってきてくれたのか、開けるまでのワクワク感を味わうのも楽しい。ただ、選者のセンスが問われることも事実! 

今回、夏休みをとってイタリアをまわってきた友人にその無茶振りリクエストをしたところ、やってきたのがコイツでした。

仲間になりたそうにこちらを見ているのは…

trudiのいもむしぬいぐるみ

曇りのない瞳でこちらを見つめているのは、あおむし。あ、あおむしのぬいぐるみ…!?と、じわじわ来たことはいうまでもありません。

こちらはイタリアの有名なぬいぐるみメーカー「trudi(トゥルディ)」「sweet collection」のもの。このシリーズは「世界最小のぬいぐるみ」をうたっており、大きさはわずか9cmほど。ECサイトで他の仲間を見てみると、ライオンからオウムまであらゆる動物がみな一様に小さくされていました。

生地の切り替えなどディテールも凝っている

trudiのあおむしの後ろ姿
姿勢がよすぎるあまり、自立はできない

小柄ながら、動物の特徴を忠実に再現しているのもこのシリーズの特徴。後頭部は鮮やかな黄緑色の少し毛羽立った生地、ボディ部分は光沢のある素材。触覚に至るまで表現されています。どことなくリアルなあおむしっぽさを追求しているところがニクい!

なぜ数ある中からあおむしをセレクトしたのか聞いてみたところ、底なしの黒々とした瞳や、絶妙にツヤのある質感が、なんともいえない存在感を放っていたのだとか。

trudiのロゴマーク
胸元にはメーカーロゴのパッチが

さらに驚くべきは、ディテールの表現力だけにとどまりません。サステナビリティへの意識も高いトゥルディのぬいぐるみは、2022年の生産分以降、すべての製品が100%リサイクル材料で生産されているんです。小さなボディに企業努力が詰まっているところも、魅力的なポイント。

にぎやかチャームの仲間入り!

にぎやかなバッグのチャーム

ヘッド部分にチャームを引っ掛けられる部分があるので、さっそくバッグにつけてみました。牡蠣、うさぎ、枝豆など、個性派揃いの面々に負けない存在感。Y2Kの流れもありバッグチャームがトレンドとはいえ、さすがにこのサイズのぬいぐるみをいくつも付けていると、本体がバッグかチャームかわからないくらい、重たい!

ですが、下を向くとあおむしとちょうど目が合うのがなんとも愛おしく、早速愛着が湧いてきました。バッグ(主にチャーム)の重さに背中が曲がってしまうこともしばしばですが、あおむしに負けないように胸を張っていきたいと思います!

エディターKAGOHARAプロフィール画像
エディターKAGOHARA

メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。

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