酷暑がやっと終わったと思ったら、一気に気温が急降下。足の冷えに悩む私にとって、ルームシューズは欠かせないアイテム。中でもこの冬出会った、クロッツの 「やわらか湯たんぽ 足用ショートタイプ」が革命的だったのでレポートします。
ルームシューズタイプの湯たんぽ

ショートタイプのSサイズ、カラーはブラックです。
20代の頃から、足先の末端冷えに悩まされている私は、防寒素材のルームシューズやソックスはいくつか持っているのですが、“温活のさらなる高み”を目指して、常にアンテナを張っています。そんな中で見つけたのがこの足用湯たんぽ。文字通り、湯たんぽをルームシューズのように履ける形にしたという、斬新な商品なんです!
素材は断熱性に優れた特殊なウェットスーツ生地で、手触りは柔らかくゴムのような弾力があります。履く前から「これは暖かそう!」と期待が高まるルックス。 公式オンラインショップではXS〜XLまで幅広いサイズ展開があり、私はSサイズ(24cm)を購入。普段の靴のサイズは22.5〜23cm程度ですが、お湯を入れると膨らむため少し大きめを選んで正解でした。
お湯を入れるのはとても簡単
使い方は、赤いキャップを外して左右それぞれに70〜80℃程度のお湯を注ぐだけ(片足につき約1L)。お湯を入れるときに「こぼれたらどうしよう」とちょっと不安だったのですが、付属の“ネジ付きロート”がとても優秀。注ぎ口にカチッとハマる仕様になっていてお湯がこぼれにくく、ポットから直接注げるのでスムーズに準備することができます。

こんな感じで、しっかりカチッとハマります。
使い心地は…持ち運べる足湯!

お湯を入れて履いた状態。低温火傷防止のために、靴下を履いての使用が推奨されています。
足を入れた瞬間、じわ~っと広がる温もりに足首から足の裏、つま先まで丸ごと包まれ、まさに至福。ウォーターベッドのように足全体に吸いついてきて、靴下やルームシューズとは違う新次元の暖かさなんです。足湯に浸かっている時の、あのゆったりほぐれるような感覚と言ったら伝わるでしょうか!
さらに驚くのは、時間が経つほどに「どんどん暖かさが増していく」こと。10分程度履いていると暑いくらいになり、さっきまで冷え切っていたつま先が末端までぽっかぽかに(公式サイトによる保温効果の持続時間は2~5時間程度)! 足がしっかり暖まることで、全身の温度も上がる気がします。
正直言うと、超絶ズボラな私は、お湯を準備して注ぐというプロセスを2回繰り返すハードルの高さを懸念していたのですが(笑)…。あまりに気持ちが良いので「早くあの足湯に包まれたい!」という衝動が勝り、今のところ全く苦ではありません。
難点を挙げるなら、左右で合計約2Lのお湯が入るため少し重さがあり、ふにゃふにゃと柔らかいので歩くには不向きなこと。私は家でのデスクワーク中や、夜寝る前にソファでくつろぐときに使用しています。また、使用後はしっかり水抜きをしてできるだけ乾燥させる必要があり、長く使うためのケアは多少手間がかかる。でも、この極楽気分を一度味わってしまったら…そんなことは気にならない!
私にとってこの足用湯たんぽは、ただの温活グッズではなく、足湯級の心地よさで心身ともにリラックできる“癒し”にもなっています。足元の手ごわい冷えが気になっている方は、ぜひ一度試してみてください。