いま改めて、マーク ジェイコブス が面白い！

ブランドに欠かせない
2つのDNA

先シーズンのランウェイショーの舞台は、惜しまれつつ閉館したニューヨークのジーグフェルド劇場。ライヴバンドが演奏する中、モデルたちが劇場を練り歩き、アメリカが誇る「エンターテインメント」を彷彿とさせるスペクタキュラスなコレクションとなった。一方、かつて万引きで逮捕された女優のウィノナ・ライダーがデパートで盗んだアイテムの中に、マーク ジェイコブスの服も含まれていたことが発覚。その後、なんとマーク ジェイコブスは、2003年キャンペーンにあえてウィノナを起用！ 今でもマークとウィノナは仲が良く、そんな「不遜」なアイデアもブランドの大きな魅力だ。© Marc Jacobs Archives

2016年春夏コレクションが開催された日のジーグフェルド劇場の様子。

2006年、マーク ジェイコブスの「皮膚がん予防キャンペーン」発表会にて、
ウィノナがモデルになった写真の前で。