「ST. MARC」がリバイバル!
都会をしなやかに歩く
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MARC JACOBS
「ST. MARC」がリバイバル!
都会をしなやかに歩く
マーク ジェイコブスのアイコン、「J」をかたどったクラスプを採用した「J MARC」シリーズ。そのファミリーのひとつ、「ST. MARC」はエレガントかつパンクマインドを持ったハンドバッグだ。2016年に登場したこの一品が今、リモデルしてカムバック。モード魂に新たに火をつける!
2016 SS Debut
アイコンバッグ 誕生の瞬間
マーク ジェイコブスのアイコニックなバッグ「J MARC」は2016年春夏のランウェイで初めて披露された。デザインのインスピレーション源は、オケージョンスタイルを重視するNYのブランドらしく、オーセンティックなショルダーバッグ。形自体はクラシカルでありながら、洗練されたタッチでシーズンのムードを加えている。"J"のロゴを上下に重ねたインターロックのクロージャーは、クリエイティブ・ディレクター、マーク・ジェイコブス自身のファミリーネーム。象徴的なルックスは、その後の「J MARC」ファミリーのバッグに引き継がれている。
「J MARC」はシーズンの物語を伝える重要なピースでもあった。2016年春夏コレクションは"アメリカの過去と現在へ向けたトリビュート"と題され、ルックにはまるでワッペンやピンで彩ったように、国旗や人気キャラクターなどが多数集う。バッグにもその表現が生かされていた。
2016-’17 AW
レディー・ガガも惚れ込んだ 「ST. MARC」バッグ
「J MARC」シリーズに数えられる「ST. MARC」が初めて登場したのは2016-’17年秋冬コレクション。ブルジョアジーにパンクやゴシックのツイストをきかせたランウェイピースをまとったモデルたち。その中にはポップスターであるレディー・ガガの姿もあった。彼女が手にしたトップハンドルのクラシカルなバッグは、瞬く間に話題に。ミリタリーベルトに着想を得たストラップに、イタリアのクラフツマンシップが息づくパンキッシュなチェーンロゴをオン。マーク ジェイコブス流ミックス&マッチの技が冴え渡る。
1 ランウェイを闊歩するレディー・ガガ。オーバーサイズのドラマティックなアウターを纏い、ボウタイでロマンティックにまとめた 2・3 異なるカラーバリエーションで登場した2016年のモデル。ハードなミリタリー調のベルトのあしらいがアクセント
2022 SS Campaign
マークの友人らが集う キャンペーンビジュアル
2016年春夏のデビュー以来、さまざまなモデルに派生し、現代的に進化を続けている「J MARC」。マーク自身とも親交の深い著名人が出演する広告ビジュアルも話題に。’22年春夏のキャンペーンにはウィノナ・ライダーやケイト・モスの姿も。ストリートな軽やかさとモードな強さを兼ね備えた世界観を表現し、マチュアな女性にこそ似合うバッグに。
4 グローバルミューズに選ばれたウィノナ・ライダーはブラックドレスにネオンイエローの「J MARC ショルダーバッグ」で差し色を加えたスタイリング 5・6 デビュー当時から仲のよいケイト・モスはグラマラスなムードで登場
2023 REBORN
クラシックとモダンの融合点
今年6月にローンチされる「ST. MARC」は’16年のモデルよりも、軽く、日常に寄り添うデザインにアップデート。シックさは残しつつ、ブランドネームの頭文字をかたどったMのカッティングエッジなフォルムがモダンな空気を宿している。しなやかに進化を続けるバッグから、ブランドの哲学を体感できるはず。
サイズはレギュラーサイズ、ミニサイズ、クラッチの3段階、ブラック、ホワイト、バブルガムピンク、アシッドライム、ストライプ、デニムモノグラム……と色と柄も豊富にラインナップする。スタイルに合わせて選びたい。バッグ(右)¥78,100・(左)¥62,700/マーク ジェイコブス カスタマーセンター(マーク ジェイコブス)