A Letter from PRADA
“Prada Re-Nylon”と
ともに引き継がれる
プラダの革新的精神
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「15年先の未来も一緒に」
A Letter from PRADA
“Prada Re-Nylon”とともに
引き継がれるプラダの革新的精神
プラダのアイデンティティの根幹にあるナイロンファブリック。1970年代末に、ミウッチャ・プラダが当時のナイロンの概念を覆し、モダンラグジュアリーを表現する素材へと昇華させた。2019年に始まったプラダのプロジェクト「Prada Re-Nylon」は、海から集められたプラスチック廃棄物などをナイロンへ再利用した持続可能な取り組みだ。エコロジーとモードを融合させたサステイナブルラグジュアリーが、次世代のプラダを象徴する。
バックパックに宿る
ブランドの歴史
1984年に発表したプラダのアイコニックなバックパックを、革新的な再生素材を使用するプロジェクト「Prada Re-Nylon」でアップデート。フラップにあしらわれた、エナメルメタルのトライアングルロゴがプラダならではのアクセントを添える。フロントのバックル付きフラップポケットや「サフィアーノ」レザーのディテール、ドローストリングスの開閉など、タイムレスなデザインがブランドのレガシーとともに引き継がれていく。
「プラダ Re-Edition 1978」Re-Nylon スモール バックパック￥308,000〈H28×W23×D12cm〉・Re-Nylon レインコート￥407,000・シャツ￥170,500・ショーツ￥203,500〈すべて予定価格〉・ソックス〈参考商品〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
地球に優しい再生ナイロンが
モードをつくる
海から集められたプラスチック廃棄物、漁網、繊維廃棄物を再利用、浄化して作られる再生ナイロン繊維ECONYL®の糸を使用。ナイロンがもたらす地球温暖化の影響を最大90％削減することに貢献するだけでなく、1万トンの再生ナイロン繊維を製造するたびに7万バレルの石油が節約され、それによって二酸化炭素の環境排出量を65,100トン削減できる。バケットハットのサイドにはエナメルメタルのトライアングルロゴがあしらわれ、プラダのエターナルな美学を映し出す。
Re-Nylonバケットハット￥94,600・Re-Nylonミニドレス￥280,500・バッグ「プラダ Re-Edition 2005」〈H18×W22×D6cm〉￥264,000〈すべて予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
「Prada Re-Nylon」が担う
未来のファッション
スポーツウェアとラグジュアリーなアプローチが融合した「Prada Re-Nylon」のコート。ドローストリングで絞ったウエスト、海風に吹かれ動きを生むドレープ、そしてスタンドカラーに収納可能なフード付きのディテールや、軽量で耐久性に優れた素材が特徴だ。イタリア語で「羽」を意味する「ナイロンピウマ」と名付けられたファブリックは、シルクのような光沢を、なめらかな風合いで実現した。
Re-Nylon コート￥412,500・Re-Nylon フレアスカート￥297,000・シャツ￥170,500・シューズ￥163,900・ヘアクリップ〈2個セット〉￥79,200〈すべて予定価格〉・ソックス〈参考商品〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
8 ESSENTIALS
「Prada Re-Nylon」の豊富なアイテムが、真の循環的ラグジュアリーを描き出す。日常に取り入れたい、とっておきの8アイテムをご紹介。
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アーカイブモデルのシルエットを再現したダブルハンドルのバッグは、タイムレスに愛せる名品。使い勝手のいいファスナー開閉式で、レザーのショルダーストラップ付き。
バッグ「プラダ Re-Edition 1978」〈H17×W30×D9cm〉￥368,500〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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プラダのアイコニックなスタイルを新解釈した「プラダ Re-Edition 2000」のミニバッグは軽やかな水色をセレクト。織テープハンドルや、コンパクトなサイズ感が日常使いにぴったり。
バッグ「プラダ Re-Edition 2000」〈H17×W22×6cm〉￥161,700〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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取り外し可能なチェーンのハンドルをはじめ、Re-NylonポーチとRe-Editionキーリングもセットに。ハンドバッグ、ショルダーバッグと、気分に合わせて持ち替えて。
バッグ「プラダ Re-Edition 2005」〈H18×W22×D6cm〉￥264,000〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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洗練されたトートバッグに、プラダのデザインコードが凝縮されている。フロントポケットに加え、中のライニングにも2つのポケットが付いており、実用性も抜群。
バッグ「プラダ Re-Edition 1978」〈H31×W43×D15cm〉￥297,000〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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サイドにエナメルメタルのトライアングルロゴを配したハットが、夏の着こなしに彩りを添える。内側にはコットンのライニングを配しているため、着用時の心地よさも申し分なし。
Re-Nylonバケットハット￥94,600〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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大人のクローゼットに1枚は入れていたい、クラシカルなミディ丈のプリーツスカート。レザーの先端にエナメルメタルのトライアングルロゴを施したウエストのストラップがアクセントに。
Re-Nylonプリーツスカート￥297,000〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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フロントジップ、ドローストリングス、ジップポケット、収納式のフードなど、機能性とスポーティなムードを凝縮した一着。
Re-Nylonジャンパー￥291,500〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
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ブランドを象徴する、日常から旅まで、あらゆるシーンに寄り添うバックパック。長さ調整可能なナイロンストラップと、ハンドル付きの機能的なデザインもポイント。取り外し可能なポーチもセットに。
Re-Nylon ミディアムバックパック〈H32×W30×D15cm〉￥324,500〈予定価格〉／プラダ クライアントサービス（プラダ）
HISTORY
プラダに宿る革新とモダニズムの精神
1987年発表のナイロン製バッグ。photo：Albert Watson
プラダの最初のブティックは、1913年にミウッチャ・プラダの祖父である、マリオ・プラダによって創業された。洗練された高級旅行用品や、小物を販売する専門店で、すぐに感度の高い王族、貴族や、ブルジョワジーが通う店となる。1919年にはイタリア王室御用達に指名されるようになり、プラダのロゴにはイタリア王国の王家、サヴォイア家の紋章と、結び目のあるロープのモチーフが組み入れられるようになった。祖父の前衛的な精神を継承したミウッチャの最初の革新は、1984年に発表した工業ナイロン製のバックパックだった。当時、女性の高級バッグといえば、硬く重い皮革素材しか考えられない時代で、ハイブランドのバッグをナイロンで作ることは突飛と思われたという。しかもバックパックは女性が持つものですらなかったのだ。ラグジュアリーかつ機能性の高いナイロンバッグは、世界中で爆発的な人気を博していく。そんなブランドのDNAとも言えるナイロンファブリックに対して、環境に配慮した再生ナイロンの使用へと舵を切ったことも、プラダらしい革新的な取り組みだ。2019年にローンチしたプラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会（IOC）が協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」。持続可能性と海洋保全の意識啓発を目指す「SEA BEYOND」プロジェクトでは、若い世代を対象とした研修を通じ、世界規模での海洋教育の進歩に貢献してきた。その活動を支援するために、2023年7月より「Prada Re-Nylon」コレクションの販売収益の1%が「SEA BEYOND」へ寄付されている。今後もプラダらしい新しいラグジュアリーの提案が、次世代へと引き継がれていくはずだ。
プラダ クライアントサービス
https://www.prada.com/
0120-45-1913
photography: Bungo Tsuchiya(TRON) styling: Fusae Hamada
hair: Waka Adachi〈eight peace〉 make-up: Kie Kiyohara〈beauty direction〉
model: Yunseo〈Bravo〉 edit: Asako Kanno
