この世にたったひとつ、お気に入りの赤いサンダル/八木由香さん

小さい頃、お気に入りの赤いサンダルがありました。お出かけのときにだけ履く、可愛いお花のついた靴。ある日、家族で海に遊びに行ったとき片方だけ波にさらわれてしまい、大泣きして帰りました。あんなに大好きなのに、大事なのになくなってしまうなんて。似たようなものをまた買ってあげるからと言われても、あの靴でなければだめなのに。きっとずっと忘れられません

八木由香さん(北海道/主婦)

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SPUR NATIONAL FASHION STORY PROJECT

「あなたとファッションにまつわる物語を教えてください」。この問いかけに寄せられた皆さんの思い出をもとに特別なコンテンツとしてまとめました。記憶の中のどの服にもストーリーがあり、その物語の主人公はあなたです。

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