モリーのまねをしてプロム・ダンスへ/萩原麻理さん

80年代、高校生でアメリカ留学した私は、映画『プリティ・イン・ピンク』(’86)を観てプロムのドレスを選びました。映画館の隣で友達が「あんなドレスがいい!」とため息をついて。私も’80sの派手なドレスはいやだったし、モリー・リングウォルドみたいにリメイクしなくても「古着でいいんだ!」と。アンティークのフェアで見つけたのはミルク色のシンプルなドレス。プロム自体はいろいろ大変でしたが、好きなドレスを着たのはいい思い出です

萩原麻理さん(東京都/エディター・翻訳家)

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「あなたとファッションにまつわる物語を教えてください」。この問いかけに寄せられた皆さんの思い出をもとに特別なコンテンツとしてまとめました。記憶の中のどの服にもストーリーがあり、その物語の主人公はあなたです。

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