着る人の想いがぎゅっと凝縮されたアウター。アナ・スイと行ったNYの古着店で購入した杏さんのアウターほか、スペシャルな一枚には忘れられない思い出がいっぱい
「デッドストックのトレーナー生地を使ったノーマカマリのアウターは、10代の頃、ショーで訪れたNYにて、SPUR編集部の内田さん、五十嵐さん、アナ・スイと古着店で購入」
杏/東京都/女優
「クリストファー・ケインのもの。どうしても欲しくてLAで購入。買う直前、街でバズカットの女性が着ていたのがカッコよかった。リサイズして着てます」
長尾悠美/東京都/Sisterディレクター
「ロンドンのPR会社でインターンをし始めた頃に買った、アンソフィー・バックのコート。ロンドンでのさまざまな思い出が凝縮されているんです」
野崎あづさ/東京都/フリーランスPR
「70年代のEast West。1995年当時、海外で買いつけの際に夜このレザージャケットを着て街を歩くと、自分を取り戻せたんです」
馬淵陽子/東京都/SUNNY VINTAGEオーナー・バイヤー
「タイトかなと思いつつ購入したクロコダイルのジャケット。いざ出産したらボタンが留まらず……。未来の自分への過信はいけないという教訓に」
宮崎聖子/東京都/EVA vintageオーナー
「友人の結婚式、異常に太った私は着る服に困り、母手作りのベルベットのコートをワンピースとして着ていきました。パーティの最中"クロークでお預かりします"とどれだけ言われたことでしょう……」
松川浩子/東京都/グラフィックデザイナー
「社会人になってすぐの春、桜の季節に新たなる出発を自分で鼓舞する気持ちで買ったScyeのトレンチコート。今も毎年、桜の木の下で記念撮影してます」
渡部かおり/東京都/エディター