9人の作家が自身の愛着のある服をテーマに書いたエッセイ・アンソロジー「読むクローゼット」。そのなかから、柴崎友香さんのエッセイを女優、多部未華子さんが朗読する。
柴崎友香
1973年大阪府生まれ。’99年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」でデビュー。2007年『その街の今は』(新潮文庫)で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞、咲くやこの花賞の三賞、’10年『寝ても覚めても』(河出文庫)で野間文芸新人賞、’14年『春の庭』(文春文庫)で芥川賞を受賞。最新作は『かわうそ堀怪談見習い』(KADOKAWA)。
多部未華子
1989年東京都生まれ。2002年に女優デビュー。NHK連続テレビ小説『つばさ』、ドラマ『ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜』(NHK)など、主演作多数。9月より舞台『オーランドー』(白井晃演出)、10月よりドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)が控える。