【夏の相棒サンダル】暑い季節のスタメンシューズ、今年は何を選ぶ?

夏の足もとを彩るサンダル。色もデザインも豊富に出揃うだけに、何を選ぶかに個性が表れる。東京のファッション・プロたちのスナップを見て、そのチョイスをぜひ参考にして!

潔く白いサンダルで、サマードレスを都会的に着て

サンダル/ソロヴィエール ドレス/マルタン グラン バッグ/ワンドラー
サンダル/ソロヴィエール ドレス/マルタン グラン バッグ/ワンドラー

トゥモローランド PR  落合愛菜さん

「カラーアイテムが多くなる夏シューズですが、今年はあえて潔く真っ白なサンダルが履きたい気分」だという落合さん。バッグとサンダルをクリーンな白で統一して、ドレスで色をプラスした。サマードレスならではのリラックス感のあるアイテムだが、タイトに絞ったウエストラインにはフェミニンなムードが漂って。カジュアルになりすぎず洗練された表情を持つスタイリングなので、夏のシティトリップにもぴったり!

【夏の相棒サンダル】暑い季節のスタメンシの画像_1

カジュアルなフラットヒールだが、グラディエーター風の多重ストラップにはモードな雰囲気も漂う。マキシ丈のドレスと、裾からのぞくサンダルのバランスがエレガントだ。「ネイルは真っ赤にして、ホワイトサンダルとのコントラストを楽しみたいですね」と落合さん。

さらりと取り入れる夏のレオパード

サンダル/ナヌーシュカ トップス/アンスクリア パンツ/マリオン ヴィンテージ バッグ/イッセイ ミヤケ ピアス/ピート ダラート
サンダル/ナヌーシュカ トップス/アンスクリア パンツ/マリオン ヴィンテージ バッグ/イッセイ ミヤケ ピアス/ピート ダラート

スタイリスト 早川すみれさん

「もともと大好きなレオパード柄。またトレンドになって嬉しい!」と早川さん。「夏のレオパードは、黒と合わせると重くなりすぎるので、軽さのある色や素材と合わせました。ただし、全身真っ白だとクールになりすぎるので、クリーム色や茶も混ぜて緩和して」。ともすれば「ほっこり」しがちなナチュラル素材のスタイリングを、辛口のレオパード柄で引き締めたところがさすが!

【夏の相棒サンダル】暑い季節のスタメンシの画像_2

バブーシュ風のサンダルは、かかとにストラップが。スリッパほどラフにならず、かつ歩きやすいのが嬉しい。「ソックスとの合わせも楽しめるアイテムなので、初夏から秋まで、ずっと履けそうです」と早川さん。どこかノスタルジックな、カットレースをパッチワークしたパンツも可愛い。

トングサンダルでつくる、洗練されたリゾートスタイル

サンダル/エム パーソン ドレス・パンツ/ともにカーサ ナタ イヤリング/ソフィー ブハイ

ロンハーマン プレス 阿部真澄美さん

阿部さんのイチオシは、レザー素材のトングサンダル。鮮やかなピンクのドレスとパンツをセットで合わせた。「それぞれ単品で着ても素敵ですが、レイヤードするとすごく今っぽい。リラックスしたムードながら、シルエットが彫刻的で、洗練されています」。ドレスにはサイドではなくフロントにスリットが入っていたり、襟元に長い紐がついていたりと、ディテールにもこだわりが。

【夏の相棒サンダル】暑い季節のスタメンシの画像_3

今シーズン初上陸したブランドのサンダル。「撮影などでも使用しましたが、とにかく何にでも合うんです!」と阿部さん。ローヒールでカジュアルなデザインだが、黒いレザーの素材感や細いストラップなどに上品なムードが漂い、サマードレスを足もとから引き締めている。

モードかつスポーティな、こだわりのつまったブラックサンダル

サンダル/ナノ・ユニバース(スイコック) トップス/アーリ スカート/77サーカ レギンス/ユニクロ バッグ/ビルディングブロック
サンダル/ナノ・ユニバース(スイコック) トップス/アーリ スカート/77サーカ レギンス/ユニクロ バッグ/ビルディングブロック

ファッション・ディレクター 野尻美穂さん

「古着を多用したカジュアルなスタイリングが好きなのですが、最近はモードな着こなしも気になって」と野尻さん。エスニックなムードのスカートと、ニットレギンスをレイヤード。ともすれば「ほっこり」しかねない組み合わせを引き締めるのは、重量感のあるサンダル。さらりとした質感のトップスにも、ただのカジュアルスタイルで終わらない大人のムードが漂って。

【夏の相棒サンダル】暑い季節のスタメンシの画像_4

スイコックのサンダルは、野尻さんとナノ・ユニバースとのトリプルコラボレーションアイテム。「もともとアウトドアテイストの強いデザインですが、各パーツの素材や色にこだわって、モードな表情を生み出しました」と野尻さん。レザー素材のフロントパーツや、オールブラックで統一した三層のソールなど、クールなディテールに注目!

photo: Yuka Uesawa text: Chiharu Itagaki