夏の定番、Tシャツを今年はどう着る？マストアイテムながら着こなしがマンネリ化したり、カジュアルになりすぎたり、意外と悩む“手抜き”に見えないTシャツのスタイリングを、おしゃれな４人に教えてもらった。１枚でも存在感を放つデザインやフォルム、素材に丈感など、抜け感を演出できるアイテムとコーディネートをぜひ参考に。

ストリートスナップおしゃれのヒントはストリートから！

【大人のためのTシャツ選び】“手抜き”に見せない！夏のスタイリング術

【クレージュ】クリーンな白Tシャツは“変形デザイン”を選んで

セルフスナップ　Tシャツ　クレージュ　courreges — Tシャツ／クレージュ

Forget-me-nots ショップスタッフ　藤代さくらさん（@saku_pann）

シンプルな白Tシャツこそ、ウィットの効いたアレンジを。「Tシャツはシルエット重視で、特に小さめのサイズや、変形デザインのものを選ぶことが多いです。シンプルながらも少しひねりがあるものに惹かれますね。クレージュのTシャツも一見シンプルですが、ウエストがさりげなくシェイプされていて、タックインしなくても自然にメリハリが出るシルエットがお気に入りです」。

「白Tシャツとデニムスカートのシンプルなコーディネートに、足もとはレオパード柄のパンプスを合わせて、華やかさをプラスしました。ベーシックなときこそ、小物で遊び心を加えるのがポイントです。タイトなTシャツを着るときは、ワイドパンツやボリュームのあるスカートを合わせて、シルエットに緩急がつくようにしています」。

【ケイト・スペードニューヨーク】ボーダーを大人っぽく着るなら、カラーとシルエットで勝負

セルフスナップ　Tシャツ　ケイト・スペードニューヨーク　kate spade newyork — Tシャツ／ケイト・スペードニューヨーク

ケイト・スペードニューヨークPR　林美柚子さん（@xmiyuzu）

「今年の夏はずっとボーダーTシャツが気になっていましたが、王道のマリンカラーはあまり自分には似合わず……。そんななかで、自分の顔色になじむオリーブカラーのTシャツを見つけて、即決で購入しました！クリーンな印象を大切にしているので、首もとが開きすぎていない、上品に見えるTシャツを選ぶようにしています」。

「ボーダーTシャツはどうしてもカジュアルな印象になりがちなので、全体のバランスを意識しつつ、幼く見えないように調整しています。今日はラインがきれいなレース素材のフレアパンツを合わせて、上品に見えるようにスタイリングを組みました。あとは小物の“じゃら付け”で、遊び心を演出しています」。

グラフィックTシャツは、モノトーン配色でクールにまとって

TOHNE オーナー、ネイリスト　宮田周子さん（@shu99）

宮田さんは古着のTシャツを選ぶことが多いという。「このグラフィックTシャツも、THREEというショップで一目惚れしたもの。シンプルだけれど印象的なプリントと、スタイリッシュな雰囲気が気に入っています。オーバーサイズでも着丈が短めのものを選ぶことで、バランスが調整しやすいですね」。

「今日は古着のTシャツとパンツを中心にモノトーンで統一しながら、細部に個性のあるアイテムを選んでエッジを効かせてみました。ベルリンで購入したブレスのトートバッグが、コーディネートのいいアクセントになってくれています。Tシャツにはワイドなボトムスを合わせることが多くて。ボトムスのデザインや丈にもよりますが、基本的にタックインしています」。

【バレンシアガ】大人のためのモードなTシャツワンピース

セルフスナップ　Tシャツ　バレンシアガ　BALENCIAGA — Tシャツワンピース／バレンシアガ

MOGGIE CO-OP　MD/マネージャー　村上由美子さん（@ymk1031）

「Tシャツを選ぶ際に重視していることは、シルエットと素材感。年齢を重ねた今、身体のラインがきれいに見えるもの、後ろ姿までスッときれいに見せてくれるものを意識して選んでいます。バレンシアガのTシャツワンピースは一見わかりにくいのですが、実は少し丸みを帯びた構築的なシルエットになっていて。細部にこだわりを感じる、とっておきの一枚です」。