体温を上回るような猛暑日が続く今年の夏。できるだけ涼しく快適に過ごすために、おしゃれな人が取り入れている“猛暑対策”を教えてもらった。手抜きに見せないアイテムの選び方と、着こなしのヒントをぜひ参考に。

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【猛暑対策】35℃超えでもおしゃれに見せる、機能性アイテムと着こなしのテクニックを伝授!

体温を上回るような猛暑日が続く今年の夏。できるだけ涼しく快適に過ごすために、おしゃれな人が取り入れている“猛暑対策”を教えてもらった。手抜きに見せないアイテムの選び方と、着こなしのヒントをぜひ参考に。

露出より“遮る”戦法! 「着て守る」猛暑対策を徹底

セルフスナップ 猛暑対策 エルメス HERMES  ホカ HOKA

インナー、トップス/ドーン パンツ/ジョルジオ アルマーニ バッグ/イッチ スニーカー/ホカ®︎ バングル/エルメス リング/ローム

フリーランスPR 山本莉昌子さん(@yama_riyo

「昨年まではキャミソールやタンクトップといった肌露出の多い服を着ていましたが、かえって直射日光に当たる部位が増えると暑く感じることに気付いて……今年は軽やかな羽織りものを取り入れるようになりました。薄手のシャツなどで肌を覆い、日差しを避ける工夫をしています。今日は黒ベースのスタイリングですが、全体が重たく見えないように、赤のインナーを差し色にしてみました」。

セルフスナップ 猛暑対策 エルメス HERMES  ホカ HOKA

インナー、トップス/ドーン パンツ/ジョルジオ アルマーニ バッグ/イッチ

ドーンのウェアは“水際の大人服”をコンセプトにしていて、速乾性やUVカット機能もあって優秀なんです。汗をかいてもすぐに乾きますし、快適に過ごせるところがお気に入り。真夏はどうしてもカジュアルになりがちなので、印象的な小物を合わせていますね。アイウェアやスカーフなどをプラスして、例えばラフなTシャツスタイルでも洗練されて見えるように、バランスを調整しています」。

スカーフは、日差し対策にも、スタイリングのアクセントにもなる!

セルフスナップ 猛暑対策 トーテム TOTEME

ワンピース/リフォーメーション バッグ/セント アグニ スカーフ/トーテム ピアス/ゴエン ネックレス/メゾンドパルス リング/ヴァレンタイン

スタイリスト 鈴木香織さん(@kaori_912

「1枚でさらりと着られるワンピースは、猛暑日こそ重宝するアイテム。シンプルになりすぎないように、小物でエッジを効かせながら、自分らしいスタイリングになるように意識しています。オールブラックでも質感の異なるアイテムを組み合わせることで、グッとモードな雰囲気を演出できると思います」。

セルフスナップ 猛暑対策 トーテム TOTEME

ワンピース/リフォーメーション スカーフ/トーテム ピアス/ゴエン ネックレス/メゾンドパルス リング/ヴァレンタイン

「強い日差しから、頭部や首まわりを守れるハットやスカーフは、機能面でもスタイリング面でも頼れる存在。特にトーテムのスカーフは、デザイン性の高さに惹かれて、つい集めたくなるアイテムです。真夏のコーディネートで意識していることは、合わせるアイテムの素材感とシルエットをしっかり吟味して選ぶこと。異素材のアイテムをうまくミックスさせながら、ラフに見えないように心がけています」。

肌触りがよくて、動きやすいアイテムを夏の味方に

セルフスナップ 猛暑対策 メゾン マルジェラ MAISON MARGIELA

ボディスーツ/メゾン マルジェラ シャツ、パンツ/イナフ サンダル/プラダ スカーフ/マイキータ × 032c サングラス/ギャレット・ライト・カリフォルニア・オプティカル リング/ロロ

フリーランスPR 三井千晶さん(@chiaki_mitsui)

「夏の定番のひとつは、メゾン マルジェラのストレッチジャージー素材シリーズです。今日はノースリーブのボディスーツを着用しています。肌触りがよくて、快適に過ごせるところがお気に入り。夏は足捌きのいい軽やかなパンツや、涼しいハーフパンツをよく選んでいます」。

セルフスナップ リラックスパンツ PAN パン

ボディスーツ/メゾン マルジェラ シャツ、パンツ/イナフ スカーフ/マイキータ × 032c サングラス/ギャレット・ライト・カリフォルニア・オプティカル リング/ロロ

「基本的に自転車移動が多いので、日除けにもなるサングラスとスカーフは必須。また、冷房対策としてシャツを携帯することも多くて、斜め掛けもできるイナフのロングスリーブシャツは、この夏大活躍中です。トップスがカジュアルなときは、ボトムスを上品なスラックスにするなど、質感の組み合わせを意識しています」。

肌にまとわりつかない、和紙ニットを夏の定番に

セルフスナップ 猛暑対策 yo BIOTOP  ヨービオトープ

タンクトップ/ケイル スカート/ヨー ビオトープ シャツ/古着 サンダル/カンペール

藤田百音さん(@ahundred_sounds

「通気性がよく、洗濯機で気軽に洗える素材のアイテムを選ぶことがマイルール。タンクトップやキャミソールを着用することも多いけれど、冷房対策として、軽い羽織りを常に持ち歩いています。Tシャツやラフなパンツもいいですが、夏こそカジュアルすぎない、品が薫るアイテムを選ぶようにしています」と藤田さん。

セルフスナップ 猛暑対策 yo BIOTOP  ヨービオトープ

タンクトップ/ケイル スカート/ヨー ビオトープ

「猛暑日でも快適に過ごせるよう、和紙素材を撚り込んだニットタンクトップと通気性のいいスカートを合わせました。涼しさ重視のコーディネートですが、素材選びにこだわりながら、真夏でもモードに見えるように工夫しています」。