【秋のマストアイテム別必勝法】“Tabi”の彼女を追いかけて

メゾン マルジェラの“Tabi”シューズの人気が止まらない。東京のモードな「彼女」6人の、最新の“Tabi”の着こなしから新作の紹介まで。“Tabi”の数だけ、スタイルがある

菊池紀子さん 「HOLIDAY」ディレクター
履くと高確率でツッコまれるというミュールタイプ。なぜなら、「4〜5年前の購入時には真っ白のペンキが塗られていたものを、除光液でふいてセルフカスタマイズしました。下地の黒が浮き出てきて、初期のブランドを想起させる粋な仕上がりに」。「ホリデイ」の3ピースのようなトラッドなアイテムを素肌に重ね、退廃的なムードの足もとで装いを崩す技は菊池さんならでは。

中川 萌さん 「DISCO」ネイリスト
昨年11月、現在のお店に転職するタイミングで購入したという中川さん。「自らを鼓舞する意味でも“記念になるような一足を”と思い決断。以来、お店に立つ際によく履いています」。「アメリカンアパレル」のラップドレスやヴィンテージのトップスと合わせた、ハイ&ローの巧みなミックススタイルがお似合い。

伊藤 梓さん グラノーラ「SUN.」主宰
「定番の黒ブーツを購入すべくコツコツ貯金し、半年かけてようやくゲットした思い出の一足。どんな服に合わせてもサマになるので、休日はたいてい履いています!」。無類のベスト好きという伊藤さん。フリーマーケットで購入したチェック柄のベストとスリーブプリントTシャツを重ねた、トレンド感満載の着こなしを披露。

藤井早希子さん 「BEAMS」PR
「“Tabi”といえば、尊敬する先輩たちが必ず持っているもの。私にはまだ早いかな……と思っていた矢先に今季の新作バレエシューズと出会い、ひと目惚れ! 店をハシゴしてようやく見つけたこのサテン地のネイビーがマイ・ファースト“Tabi”です」。毎日、コーディネートのどこかに取り入れるほど自身のテーマカラーであるピンクとも好相性。

藤川智美さん 「Figue」ディレクター
「お洋服によって新鮮な表情を見せる靴。20年来愛用していますが、今なお新作が気になります。先日『モリー ゴダード』のドレスに合わせてシルバーのブーツを新調したばかり。今日は『レッド ヴァレンティノ』のロングスカートに、淡いアイボリーのバレエタイプを合わせました」

篠崎恵美さん 「edenworks」フラワークリエイター
「“足もとだけは常にキレイにしておきなさい”という母の教えを守り、市場や現場にも履いていく、仕事をする上での必需品。初代の“Tabi”はかなり攻めたデザインのものを選びましたが、いろいろな経験を重ねた今、洋服も靴もシンプルだけど気がきいたものに惹かれます」

フォルムも素材も。新作の“Tabi”コレクションはよりバリエーション豊かに
既存のデザインの新色・新素材に加えて9や12などの新デザインも登場。

1 ベージュのアンクルストラップサンダル〈ヒール8㎝〉¥105,000

2 ブラウンのウエッジソールサンダル〈ヒール8㎝〉¥120,000

3 ボルドースエードのロングブーツ〈ヒール8㎝〉¥262,000

4・8 白のバレエシューズ¥92,000

5 黒のアンクルストラップつきウエッジソールシューズ〈ヒール8㎝〉¥139,000

6 黒のパテントレザーのアンクルブーツ〈ヒール8㎝〉¥130,000

7 スパンコールのジップブーツ〈ヒール8㎝〉¥190,000

9 素肌が見えるようなカットワークを施した赤の「デコルティケ」ブーツ〈ヒール8㎝〉¥192,000

10 ボルドーのアンクルブーツ〈ヒール8㎝〉¥125,000

11 サテンのバレエシューズ¥86,000

12 白のオーバーサイズドアンクルブーツ〈ヒール8㎝〉¥165,000/メゾン マルジェラトウキョウ(メゾン マルジェラ)

>商品のお問い合わせ先と電話番号はこちら

SOURCE:SPUR 2017年10月号「この秋は、スタイリングの天才になる」
photography:Taro Hirayama, Takehiro Uochi〈TENT〉 styling:Saeko Sugai text:Kaori Yamamoto

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

FEATURE