SPURGRAMで振り返る、シャネルのオートクチュールコレクション

1月24日、パリのグランパレで発表されたシャネルのオートクチュールコレクション。ツイードのスーツからドレスまで、クラシカルでミニマルなシルエットのルックが登場したショーの様子を、SPURGRAMのポストでプレイバック。


ショー会場は、鏡を張り巡らせた壁に、ススモークミラーをマトラセパターンにした鏡の間。マドモアゼル シャネルがカンボン通り31番地のブティックに設えた鏡張りの階段を想起させる。装飾はカラーの花のみ。ミニマルながら光にあふれ華やかなステージ。フレッシュなパステルカラーのドレスは、太めのベルトをハイウエストで締めたクラシックなシルエット。


デコルテを大胆に見せるカットのイブニングドレスもハイウエストのベルトがポイント。グレーのドレスを華やかにするのは、白いフェザー エンブロイダリー。


フィナーレに登場したのは花びらを集めたかのような可憐なピンクのドレス。モデルはシャネルのミューズのひとり、リリー=ローズ・デップ。タイトにまとめたヘアスタイルと、ボリュームたっぷりのドレスのコントラストが印象的。


ショー終了後のカール・ラガーフェルドとモデルたちをキャッチ。ツイードのスーツもベルトでウエストをマークすると新鮮に。メタリックのベルトを締めたシルバーのキルティングサテンのドレスはフューチャリスティックなイメージ。


オートクチュールコレクションに来場していたゲストも華やか。シャネルのアンバサダーでありスポークスパーソンでもあるキャロリーヌ・ドゥ・メグレ。


バネッサ・パラディももちろん来場。フィナーレに登場した娘のリリー=ローズ・デップを見守り「母親としてはハラハラしましたが、女性として、またアーティストとしてはうっとりしました」と語った。