BLACKPINKやBTSなどアジア発アイドルのワールドワイドな人気が沸騰するなか、連動するようにアジア圏出身デザイナーの快進撃も止まらない！ 欧米のファッション名門校出身のデザイナーも多く、確かなスキルから生まれる目新しく自由な表現が、おしゃれ欲を掻き立てる。今注目すべき10ブランドの最新アイテムをぜひチェックして。
上から アウター￥36,800／Seivson® https://www.seivson.com/ ドレス ￥159,500／リステア（ボンボム） 03-5413-3708 トップス￥14,850／THE FOUR-EYED（ノードレス）
気品も遊び心も。大人ブラウンのミニドレス【ボンボム】
2020年にスタートしたソウル拠点のボンボムは、BLACKPINKに衣装提供をしたことで一躍人気に。デザイナーのボンボム・ジョーは幼少時代をアメリカやデンマークで過ごし、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでメンズウェアを学んでおり、ワイプロジェクトのパタンナーのインターンとしてパリで暮らしたこともあるなど、グローバルな経験も豊か。
そんなブランドのシグネチャーはテーラリングとストリートウェアのハイブリッドなスタイルで、ミニドレスもドラマティックなプリーツに目を奪われる。斜めに入ったプリーツは新鮮かつ、視線のマジックでスタイルアップ効果も。
リステア
https://www.restir.com/
03-5413-3708
シャープさが際立つ近未来的なテイスト【ヘインソ】
アントワープ王立芸術アカデミー在学中に参加したショーをきっかけに、あのリアーナがブランドのスカーフを着用したことからアップカミングなブランドへ仲間入り。2014年にブランドを設立し、アジア人デザイナーのなかでも先駆けて人気に火がついたヘインソ。技巧を凝らしたシルエットを得意とし、実験的でパンクなムードの服はどれもシックな色調でディストピア的な雰囲気を醸し出す。ローライズのクロップドパンツはパネリングのデザインで立体的に。ヒップ部分は黒からパネルの色をグレーに切り替え、ジップ付きポケットも設置し遊び心も忍ばせた。
ファーフェッチ カスタマーサービス
https://www.farfetch.com/
050-3205-0864
韓国発信のスカンジナビアンスタイル【アンダーソンベル】
韓国と北欧のふたつのカルチャーをインスピレーション源にしたミックススタイルがユニークなソウル発のブランド。ブランド名の「アンダーソン」はスウェーデンでは一般的な苗字のひとつで、「ベル」は韓国の寺の鐘から取って名付けられたそう。韓国のトップアイドルや若手俳優の間で着用頻度が高く、アシックスとコラボレーションしたスニーカーも話題に。バリエーション豊かなニットアイテムからは、ワンショルダー＆クロップド丈のエッジの効いたデザインのプルオーバーをピックアップ。柔らかい起毛素材を使用したり、ピンクを基調としたカラーリングにしたりしながらも、媚びない力強さを感じる。
ファーフェッチ カスタマーサービス
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G-DRAGONの姉が仕掛けるハイファッション【ウェルダン】
2015年に、G-DRAGONの実姉であるダミ・クォンと、ビジネスパートナーのジェシカ・ジュンによってソウルでローンチされたウェルダン。長年の友人であった二人はもともと、ソウル随一のセレブタウン、狎鴎亭でセレクトショップ「レアマーケット」を共同経営していて、次なるステップとして始めたのがこのオリジナルブランド。アスレジャーやストリートスタイルを着想源に、ラグジュアリーに再解釈したワードローブを提案する。オーバーサイズのニットカーディガンは、ブランドロゴのモノグラムパターンを施しユニセックスなムードに。少し長めにデザインした前立てが、ベーシックなデザインに個性を加える。
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一枚でさりげなくインパクトを放ちたいときに【マルディ メクルディ】
大きな花のデザインが特徴的な「FLOWER MARDI」のニットを韓国アイドルや俳優たちが着用し、一気に人気に火がついたマルディ メクルディ。オンオフ関係なくデイリーにまとえるベーシックさに、フレンチムードを漂わせたデザインに魅了される人が続出。胸もとが印象的なブラックドレスは、体のラインに添いながらも決して窮屈ではない抜群の着心地。シンプルながらも随所にこだわりが滲む一枚だ。
ムシンサ グローバル ストア
https://global.musinsa.com/jp/
艶感のあるブラックレザーがモードな表情へ誘う【セイヴソン】
台湾のファッションシーンから、フランス語の「Nos（私たち）」と「Vies（生活）」をブランド名の語源とするセイヴソンにフォーカス。デザイナーを務めるヅゥチン・シンは台湾出身、台湾で芸能人として活躍したソン・ミジンは韓国出身と、ルーツもキャリアも異なる友人二人が立ち上げた。定番のシルエットを解体＆再構築しながらも、随所にエレガンスをちりばめ、リュクスを表現するのがセイヴソン流。今シーズンはバーチャルとリアルが融合した世界がテーマ。スタジアムジャンパーをベースにしたアウターは前衛的なムードをまとう。バルキーな袖がドレスライクなフォルムを作り上げ、スポーティなアイテムをモードに昇華することに成功。
それぞれのファブリック特有の表情が際立つマーメイドシルエットのスカートは、今季トレンドのフェティッシュなムードが一枚で楽しめる。シャーリングを施したエコレザースカートのアシンメトリーな裾に、シアー素材を組み合わせた。レザー特有の質感がありつつほどよくライトな印象が、黒のレザールックをバージョンアップ！
Seivson®
https://www.seivson.com/
台湾のファッションシーンから、フランス語の「Nos（私たち）」と「Vies（生活）」をブランド名の語源とするセイヴソンにフォーカス。デザイナーを務めるヅゥチン・シンは台湾出身、台湾で芸能人として活躍したソン・ミジンは韓国出身と、ルーツもキャリアも異なる友人二人が立ち上げた。定番のシルエットを解体＆再構築しながらも、随所にエレガンスをちりばめ、リュクスを表現するのがセイヴソン流。今シーズンはバーチャルとリアルが融合した世界がテーマ。スタジアムジャンパーをベースにしたアウターは前衛的なムードをまとう。バルキーな袖がドレスライクなフォルムを作り上げ、スポーティなアイテムをモードに昇華することに成功。
それぞれのファブリック特有の表情が際立つマーメイドシルエットのスカートは、今季トレンドのフェティッシュなムードが一枚で楽しめる。シャーリングを施したエコレザースカートのアシンメトリーな裾に、シアー素材を組み合わせた。レザー特有の質感がありつつほどよくライトな印象が、黒のレザールックをバージョンアップ！
Seivson®
https://www.seivson.com/
エッジの効いたプレッピースタイルを堪能して【ノードレス】
セントラル・セント・マーティンズ在学中に中国出身のYU LUQIが始めたノードレスは、自分のために作り始めた服が友人の間で評判になったことがきっかけで立ち上がったブランド。アイコンはリボンやレースで装飾されたコルセットやミニドレス。フェミニンなディテールやカラーを使いながらもどこか反抗的で、若々しいエネルギーに満ちたスタイルを提案する。YU LUQIのデザインは90年代の中国と日本のストリートファッションの影響が大きく、このアーガイルセーターも象徴的な一着。クロップド丈のニットは胸もとが大きく開き、ジップにクリスタルがきらり。進化系プレッピースタイルで今らしさを取り入れて。
両サイドにくるぶしから太ももの付け根あたりまで大胆なスリットを入れて、マスキュリンなタックパンツのイメージを刷新。さらにガーターベルト風のディテールをプラスして、グラマラスなムードを加速させる。肌見せしたり、タイツをはいたりと、様々なスタイリングが楽しめそう。
THE FOUR-EYED
https://nodress67.com/
info@thefoureyed.shop
セントラル・セント・マーティンズ在学中に中国出身のYU LUQIが始めたノードレスは、自分のために作り始めた服が友人の間で評判になったことがきっかけで立ち上がったブランド。アイコンはリボンやレースで装飾されたコルセットやミニドレス。フェミニンなディテールやカラーを使いながらもどこか反抗的で、若々しいエネルギーに満ちたスタイルを提案する。YU LUQIのデザインは90年代の中国と日本のストリートファッションの影響が大きく、このアーガイルセーターも象徴的な一着。クロップド丈のニットは胸もとが大きく開き、ジップにクリスタルがきらり。進化系プレッピースタイルで今らしさを取り入れて。
両サイドにくるぶしから太ももの付け根あたりまで大胆なスリットを入れて、マスキュリンなタックパンツのイメージを刷新。さらにガーターベルト風のディテールをプラスして、グラマラスなムードを加速させる。肌見せしたり、タイツをはいたりと、様々なスタイリングが楽しめそう。
THE FOUR-EYED
https://nodress67.com/
info@thefoureyed.shop
ガーリーをスタイリッシュに更新【ユハン ワン】
中国出身のユハン・ワンはセントラル・セント・マーティンズ卒業後にマルニのウィメンズウェア部門で腕を磨き、2018年に自身のブランドでデビュー。シグネチャーであるフローラル柄をレースに刺しゅうしたりサテンにプリントしたり、ロマンティックな世界観が真骨頂だ。ファブリックはカットアウトや構築的なシルエットでデザインされ、ありそうでなかった洗練されたガーリーミクスチャーが目を惹く。レースのようにエレガントなジャカードを使用したドレスは、ドレープを効かせたアシンメトリーなシルエットがモダンで着映えするアイテム。膝丈ほどでデイリーに着やすく、透け感がある薄手素材のため、上にも下にもレイヤードできる。
レイ ビームス 新宿
https://www.beams.co.jp/
03-5368-2191
爽やかなセーラーカラーのブラウスを味方に【シュシュ／トング】
中国出身のZ世代デザイナー、デュオが手がけるシュシュ／トングは上海を拠点に活動し、フェミニンなディテールにスパイスを効かせたNEOロマンティックなスタイルを打ち出している。デザイナーのリュウシュ・レイとユートン・ジャンはともにロンドン・カレッジ・オブ・ファッション出身で、ブランドを立ち上げる前にはそれぞれシモーネ・ロシャとガレス ピューで経験を積んでいる。セーラーカラーとストライプのコンビネーションが清潔感あふれるシャツは、フリルレースのディテールでスイートな仕上がりだ。自社で仕立てるテーラリング技術も強みとし、美しいシルエットを叶えてくれる。
ファーフェッチ カスタマーサービス
https://www.farfetch.com/jp/
050-3205-0864
バリ島から生まれたイット・ブランド【イサ ボールダー】
すべてのアイテムをメイド・イン・バリ島にこだわり、地元の女性たちによるエシカルなもの作りを目指すインドネシアのブランド、イサ ボールダー。デザイナーのセシリア・バサリはセントラル・セント・マーティンズ卒業後にインドネシアに帰国し、ビジネスパートナーであるユーリー・スリとともにブランドをスタート。デビュー当初はスイムウェアがメインだったが、現在ではプレタポルテも展開。セレブリティの着用率も高く、ゼンデイヤ主演の大人気ドラマ『ユーフォリア／EUPHORIA』でキャストが着たことでも注目の的に。とりわけ人気を集めるニットウェアからピックアップしたコットンニットのポロシャツは、フロントや袖に施したレースアップのデザインがポイント。ほどよいヘルシーな肌見せが白と相まって、洗練されたスタイルを演出する。
ファーフェッチ カスタマーサービス
https://www.farfetch.com/jp/
050-3205-0864
