女性誌やTV、SNSと各媒体を通して発信しているファッションセンスやライフスタイルにもファンの多い、スタイリスト・小山田早織さん。今回はオフィススタイルでもメインストリームになりつつあるスニーカー事情について。
“ヒール離れ”という言葉も聞かれるほど、現代女性の働き方に寄り添うように動きやすく疲れにくいスニーカーをあえて選ぶ人が増加中。ただ、スポーティかつカジュアルな要素が強いアイテムだけに、一歩間違うとオフィスシーンに相応しくないコーディネートになることも……。仕事時でも使えるスニーカーを吟味する際のポイントを尋ねると、「まず絶対的に失敗したくない人は、ワントーンやモノトーンベースのスニーカーを選べば間違いないと思います。色ものやデザイン性の高いスニーカーは休日用と割り切ってしまうのもありです」と話す。
今回小山田さんが披露してくれたコーディネートのポイントについて、「オフィスシーンでも重宝する人が多いセンタープレスのパンツとジャケットというきれいめなアイテムを取り入れることで、トレンドのハーフジップニットやスニーカーがカジュアル見えしないよう意識しました」と教えてくれた。この日小山田さんがセレクトしたスニーカーは、ナイキの「ナイキ エア マックス 95 エッセンシャル」。アッパーのイエローラインがさりげなくバッグとリンクしていて、統一感を感じさせるスタイルに仕上がっている。
スニーカーを取り入れることでカジュアルダウンし過ぎないためのポイントは、小山田さんのようにきれいめアイテムとカジュアルなスニーカーのバランス感、コーディネート全体の色みの統一感にありそうだ。
1. 驚くほどの軽さで疲れ知らず【ナイキ】
2000年代初頭のランニングスニーカーを連想させる「ナイキ ズーム エア ファイヤー」モデル。見た目からは想像がつかないほど軽量化された快適さと、デザイン性の高さが魅力。 ワイルドなデザインラインと大胆なフレームのZoom Airクッショニングに、分厚いフォームミッドソールを組み合わせた一足だ。品のあるベージュベースのデザインが大人の足もとをブラッシュアップしてくれる。
ナイキ カスタマーサービス
https://www.nike.com
0120-6453-77
2. 悩んだらまずは定番モデル「ML574」を【ニューバランス】
環境に配慮した材料と作業工程で仕上げたサステイナビリティプログラムのスニーカー「574」を、ニューバランスのブランドカラー、グレーで彩った"EVERGREENER PACK"。スエードとメッシュの異素材ミックスでフィット感と通気性を確保したアッパーに、クッション性とグリップ性に優れたミッド&アウトソールが、快適な履き心地を提供するユニセックスモデルだ。ヒールカウンター部分のリフレクターの光沢がアクセントに。
ニューバランスジャパンお客様相談室
https://shop.newbalance.jp
0120-85-7120
3. テニスシューズがタウンユース仕様に【フレッドペリー】
ブランドの創始者で、元テニスプレイヤーのフレデリック・ジョン・ペリーが実際にコートで履いていたものから着想を得ている、テニスシューズ「B722」。厚みのあるラバーソールとツインチップのカットアウトディテールを備えた、チャンキーレザー製。クラシカルなテニスシューズのオリジナル要素を取り入れながら、ブランドシグネチャーのステッチ入りスポーツパネルやニュアンスグリーンがモダンさをプラス。
フレッドペリーショップ東京
https://www.fredperry.jp/
03-5778-4930
4. 日本人に合ったフィット感を追求【ルコックスポルティフ】
1882年に創業したフランス最古のスポーツ用品メーカー、ルコックスポルティフ。歴史あるコートスタイルを継承している定番のシューズが「LA ローラン LE」だ。インソールにはオーソライトを採用することで、クッション性や通気性を考慮した快適な履き心地を実現。アッパーには質感のあるスモーキーパープルカラーの天然皮革を採用し、コーディネートのアクセントとなるデザインに仕上がっている。
デサントジャパンお客様相談室
https://store.descente.co.jp/lecoqsportif/
0120-46-0310
5. クラシックな佇まいにやわらかなブルーが映える【ホカ®】
やわらかなビット オブ ブルーカラーを採用した「クリフトン L スエード」。足になじみやすい天然皮革のスエードアッパーに、軽量なフルコンプレッションEVA ミッドソールが、ホカ最大の特徴である極上のクッション性を発揮し、軽やかな歩き心地を叶えてくれる。また接地面が多いフラットウエスト構造で、高い安定性を確保し、地面との接触が多い部分にのみラバーを配置し耐久性も向上させている。
デッカーズジャパン
https://www.hoka.com
0120-710-844
6. 上品なニュートラルカラー【リーボック】
アッパーのスエードとコーデュロイ素材のコンビネーションで、アイコニックなアーカイブスタイルをリメイクした「クラシック レザー」。柔らかく軽量でクッション性の高いEVAミッドソールに、耐久性に優れたラバーアウトソールで機能性も文句なし。シックなチョークカラーは、控えめながら洗練された印象で、スタイルを問わず組み合わせやすそう。
リーボック
https://reebok.jp/
7. ファッション性の高いエコスニーカー【ヴェジャ】
ヴェジャは2005年にフランスで誕生したフェアトレードをポリシーとするスニーカーブランド。カラーブロッキングがポップなアッパーにはスエード、ブランドを象徴するVマークにはラバーやもみ殻の混合素材、ライニングはPETボトル由来のリサイクルポリエステル・オーガニックコットンを使用した生地を採用するなど、ディテールまで100%サステイナブルな素材で作られている。オフィススタイルのハズし役としても活躍してくれそう。
シードコーポレーション
https://seedonlinestore.com/collections/veja
03-6709-9662
8. 世代を超えて愛される名品シリーズ【プーマ】
1990年代に世界中で販売されていたアジアンメイドの「スエード」を復刻したモデル「スエード クラシック XXI」。初期のモデルと変わらず、アッパーとソールを接着剤で接合した後、マッケイ⽷で縫製するサイドマッケイ製法で作られており、細⾝の木型を採⽤している。フルスエードのアッパーとモダンなタッチが特徴で、オフィススタイルともバランスが取りやすい。
プーマ お客様サービス
https://jp.puma.com
0120-125-150
9. スリッポンをエレガントに昇華【ディエッメ×チノ】
イタリアの老舗シューズブランド・ディエッメと、東京発ブランド・チノがコラボレーションしたスリッポンシューズが登場。ディエッメの定番スリッポン・ガルダモデルにチノのデザイナー・茅野誉之氏がアレンジを加えたスペシャルコレクションだ。アッパーに大胆に切り替えたウィングチップとタッセルを取り付け、チノが体現するエレガントさとクリーンな要素が落とし込まれている。
モールド
https://cinoh.jp
03-6805-1449
10. パステルカラーで足もとから春を投入【フィラ】
トレイルやアウトドアのエッセンスを持つヘリテージモデルをベースに、アッパーはハイテクな素材のディテールで構成された「レイトレーサー」。2023年春夏の新作は、クールグレイ、パープル、シルバーのカラーリングの配色で春らしい色合いに。オフィスコーディネートでついベーシックカラーが多くなりがちな人も、足もとからアクセントとして色を取り入れてみたら普段のスタイルも底上げされるはず。
フィラカスタマーセンター
https://www.fila.jp
0120-00-8959
11. サボテン由来のレザースニーカー【オニツカタイガー】
メキシコ産のウチワサボテンの繊維などを使用したサステイナブルなスニーカー「メキシコ 66™ カクトフル™」が誕生。従来のアニマルレザーに比べ、製造過程での二酸化炭素排出量を約80%の削減が実現可能に。インナーソールやシューレースなどにもリサイクル素材を使用するなど、徹底的に環境に配慮された一足に。イエローのほか、ホワイト、ブルー、パープル、グリーンの全5色展開。
オニツカタイガージャパン お客様相談室
https://www.onitsukatiger.com
0120-504-630
12. どこまでも歩けそうな柔らかな履き心地【アシックス】
1980年代に人気のあったジョギングシューズの外観をベースにデザインされた「OC ランナー™」。アッパー部分は人工皮革とメッシュパネルをブレンドし、クッション性と快適性を備えたミッドソールを実現。柔らかな足入れ感を実現するEZFOAM中敷きを採用しており、そのふかふかな触感はやみつきに。オン・オフ問わず、足の疲れを軽減してくれること間違いなし!
アシックスジャパン お客様相談室
https://www.asics.com
0120-068-806