ふと気づけば、毎日似たコーディネートに陥りがちなオフィススタイルに悩まれている方も多いのでは？ 仕事にもおしゃれにも全力でいたい働くユーザーの悩み解消の一助となるべく、おしゃれな“あの人”たちの通勤スタイルのマイルールをご紹介。今回のゲストは、エストネーション ウィメンズディレクター・藤井かんなさん。
感度の高いオフィスワーカーたちからの支持も厚い、スペシャリティストア・エストネーションでウィメンズディレクターとして活躍する藤井かんなさん。今回は一点投入で華やかになる「首もとのアクセサリー」事情について伺った。
オフィスシーンというTPOを考慮すると、服はどうしてもベーシックカラーでまとめがちに。そんな時、一点投入するだけでコーディネートをブラッシュアップしてくれるのがアクセサリーやファッション小物だ。オフィスシーンでも使える首もとアクセサリーを吟味する際のポイントを尋ねると、「まずこの春トライしやすいのは、パールとゴールドチェーンネックレスの重ねづけです。また、スカーフも巻き方をケープのようにしてみたり、オーソドックスなシャツにタイを合わせたりと、トレンドや鮮度を加えて遊んでみるのもおすすめです。制限のあるオフィススタイルもぐっと幅が出て、印象が変わると思います」と話してくれた。
今回藤井さんが披露してくれたコーディネートのポイントは、タイとパンプスでリンクさせたピンクカラー。
「気持ちを引き締めたい4月。きちんと感がありつつ、かと言ってコンサバになり過ぎないよう、ほんのりカジュアル要素もあるパリッとした白シャツにタイ、コンパクトなデニムジレを合わせて新鮮なバランスに仕上げました。桜の季節らしく淡いピンクのタイと、足もとのマゼンタピンクでアクセントをつけたのがポイントです」と、ベーシックなシャツやパンツを生かした春らしいオフィススタイルの好例だ。
コーディネートがベーシックカラー一辺倒になったり、コンサバに陥りがちな人は、ぜひとも藤井さんのように小物で遊びを効かせていきたい。
1. パール×ゴールドチェーンの重ねづけ【ロクサンヌ・アズリン、アリギエーリ】
この春トライしやすいスタイルとして、エストネーション、ウィメンズディレクターの藤井かんなさんがレコメンドしてくれたのは、パールとゴールドチェーンのネックレスの重ねづけだ。大小異なるロクサンヌ・アズリンの二重のパールネックレスに合わせたいのは、蛇を彫ったメダリオンが胸もとで揺れる、アリギエーリのザ メドゥーサネックレス。パールの気品とヴィンテージライクな趣きが絶妙にミックス&マッチする。
エストネーション
https://www.estnation.co.jp
0120-503-971
2. つけるだけで背筋が伸びる万能襟【ガニー】
毎シーズンさまざまなつけ襟をラインナップしているガニー。今季はリュクス感漂うリサイクルポリエステルとナイロン混のマトラッセ生地に、ビーズをあしらったフリンジのディテールがアクセントに。オーソドックスな白シャツやブラウスも、つけるだけでいっきにクラスアップが叶うはず！
3. 繊細なリンク×パールで気品を添えて【ディオール】
モダンでミニマルなデザインが魅力の「プチ CD」ネックレス。ゴールドトーンメタルの華奢なリンクに、ホワイトのレジンパールでアクセントを添え、センターにはアイコニックなCDシグネチャーがあしらわれている。マニッシュなシャツなどに合わせて、さりげなくエレガンスを漂わせて。
クリスチャン ディオール
http://www.dior.com/
0120-02-1947
4. しなやかな曲線ループに惚れ惚れ【シャルロット シェネ】
亀の甲羅を想起させるような、有機的な曲線が魅力的なSYMIネックレス。シルバーカラーとゴールドカラーを組み合わせたツートーンのチェーンがモダンな表情だ。片方のループをホールの大きい方に通すことで、一連でロングネックレス、二連でチョーカー風に巻きつけたりと自在なアレンジが叶う。
エドストローム オフィス
https://www.charlottechesnais.fr/
03-6427-5901
5. 華やかカラーでスタイルのスパイス役に【ラストフレーム】
肌触りなめらかなボルドー×パープルのバンダナシルクスカーフ。120年を超える歴史ある紋織物技術を用いて作られた、オリジナルテキスタイルのシルクを使用しており、ペイズリーに格子、長方形とさまざまな織り柄のミックスデザインがキャッチー。こっくりとしたバイカラーを首もとに巻いて、装いのアクセントとして楽しみたい。
タカ
https://lastframe.jp/
03-6670-8089
6. モダンなパール使いの真骨頂【ソフィー ブハイ】
淡水パールとバロックパールを不ぞろいに組み合わせた、モダニティ薫るガラスドロップネックレス。雫のような透明性の高いガラスモチーフが首もとに力強いインパクトを添える。ガラスはベージュゴールドのような色あいなので、手持ちの華奢なゴールドネックレスとレイヤリングしても素敵に。
エスケーパーズオンライン
https://escapers.jp/
03-5464-9945
7. さりげないマルチカラーで遊び心をオン【セリーヌ】
ブランドのアイコンモチーフ、トリオンフをピンク、イエロー、ライトブルーの3色でキューブに埋め込んだネックレス。いつものオフィススタイルに一点投入するだけで、たちまちポジティブなムードをもたらすチアフルな存在になってくれそう。小粒で悪目立ちしないので、お守りのように身につけたい。
セリーヌ ジャパン
https://www.celine.com
03-5414-1401
8. アーティな柄をデイリーに携えて【エルメス】
言わずと知れたエルメスの人気スカーフ「カレ」。今季はデザイナー、ジャック・ユデルによる「グラン・アパラ」が登場。柄のテーマとなっているのは、パレードや祭典で用いられた儀式用の馬具。中央の絵画は、ルイ18世の戴冠式の際に使用された馬車に繋がれた馬がもとになっている。カレ90は一枚持っているだけで、ヘアアレンジに腰巻き、肩からかけて冷房避けにとデイリーに重宝できるので、絵柄との出会いも大切にしながら選びたい。
エルメスジャポン
https://www.hermes.com/
03-3569-3300
9. ハートとパール、好きを詰め込んで【アルス】
ミラノ発のコンテンポラリーアクセサリーブランド、ジェンマアルスは、フェミニンさと無骨さをミックス&マッチしたアイテムを中心に人気を博す。今季は女性らしさ漂うバロックパールと、ユニークなゴールド仕上げのハートモチーフが対になったネックレスがお目見え。華奢なチェーンと程よい存在感がこなれ感を演出する。
ジェンマアルス
https://jp.gemmaalus.com/
03-6438-0178
10. パンクスピリットをモダンに解釈【プラダ】
ペンダント部分にブランドを象徴するトライアングルロゴをあしらったシンボルネックレスは、パンクの要素をモダンに再解釈した一点。白く美しい輝きが特徴のパラジウム仕上げが施されている。ホワイトのほか、ブラック、イエロー、ライトブルーの4色展開なので、お気に入りの色をチョイスして。チェーンの長さは調節可能。
プラダ クライアントサービス
https://www.prada.com
0120-451-913
11. レトロチャーミングなスカーフ【ミュウミュウ】
ロマンティックなムード引き立つ、ポルカドットをあしらったシルク100%のツイルスカーフ。合わせるトップスによって、タイのように縛ったり、リボン結びにしたりとアレンジは自由自在。首もとのみならず、通勤バッグのハンドルに巻いたり、手首にブレスレット感覚で巻いたりと汎用性が高いのもうれしいポイント。
ミュウミュウ クライアントサービス
https://www.miumiu.com/
0120-451-993
12. 無色で存在感を発揮するモードな襟【チカ キサダ】
透明なクリアフープと辛口メタルがフューチャリスティックな雰囲気を生み出す、チカ キサダのプラスチックビジューつけ襟。バックスタイルはセーラーカラーのようなシルエットだ。存在感は抜群ながら、無色で軽いので華美過ぎず、さりげなくモードな首まわりが完成する。
エドストローム オフィス
http://www.chikakisada.com/
03-6427-5901
