今年もTシャツがワードローブの主役となる季節が到来！ ひと口にTシャツと言っても、素材から生地の厚み、襟ぐり、身ごろ、スリーブデザインなど、各ブランドその特徴は千差万別。人気15ブランドのTシャツを、160cm・標準体型のSPUR.JPエディターの実際の着用レビューと合わせてご紹介。超ベーシックアイテムだからこそ、スタイル作りの土台となる自分に合うベストな一枚を見つけて！
1. UVケア機能も備わるエコTシャツ【ザ・ノース・フェイス】
速乾性と通気性を両立したTシャツ「ショートスリーブフリーラングラフィッククルー」。再資源化したポリエステル糸を使用したハリのある生地は、通気性がよくさらりとした着心地を実現。背面には、ブランド名がグラフィカルに描かれている。S〜XLの４サイズ、ホワイト、アーバンネイビー、ブラック、レイジレッドの４色展開。
◆ザ・ノース・フェイスのTシャツ着用レビュー
「Mサイズを着用。ジル サンダー（３）やマルニ（９）よりもコンパクトなシルエットで、生地は薄く、ホワイトだと透け感が出るタイプ。UVケア機能（UPF15-30、紫外線カット率85％以上）が備わっているのは心強い！」
ザ・ノース・フェイス スフィア
https://www.goldwin.co.jp/tnf/run/
03-6773-5500
2. 体になじむ柔らかな肌当たり【メゾン キツネ】
ユニセックス仕様のコットンTシャツ。パリジャンスタイルをイメージした、ベーシックなストレートラインに仕上げている。胸元にあしらわれたリラックスムードのチラックス フォックスがチャーミング。XXS〜XLの６サイズ、６色展開。
◆メゾン キツネのTシャツ着用レビュー
「Mサイズを着用。サンスペル（14）に近しいルーズフィットながら、生地はこちらの方が薄く、体になじむクタり具合が絶妙。裏地も柔らかく肌当たりがやさしい」
メゾン キツネ カスタマーセンター
https://maisonkitsune.com/jp/
0120-667-588
3. 落ち感のある人気パックTシャツ【ジル サンダー】
裾に“JIL SANDER+”のロゴラベルが施された、オーガニックコットン100%のTシャツ３枚セット。旅先などでも重宝できる、３つのコンパートメントに分かれた収納袋つき。XS〜XLの５サイズ、ブラック、オプティックホワイト、ダークブルーの３色展開。
◆ジル サンダーのTシャツ着用レビュー
「Sサイズを着用。体のラインを拾わないので、気になる二の腕まわりやぽっこりお腹もすっぽり隠せる。今回紹介しているTシャツの中で生地の厚さ、サイズ感、襟の詰まり具合など、基準になるようなザ・ベーシックな一枚。肩とスリーブの切り替え位置がやや低いので落ち感のあるシルエットに」
ジルサンダージャパン
https://www.jilsander.com/ja-jp/
0120-919-256
4. ジャージ素材特有のハリと伸縮性【モンクレール】
程よくストレッチの利いたプラッシュコットンジャージ素材を100%使用しているので、ハリが出てノーブルに着られる一枚。左袖にあしらわれたフェルトロゴのパッチがキャッチー。XXS〜XXLの７サイズ、２色展開。
◆モンクレールのTシャツ着用レビュー
「Sサイズを着用。スリーブがコンパクトかつ、丈が長めの点はプチバトー（10）に似ているが、モンクレールの方が生地が厚く、襟ぐりがやや広め。ジャストフィットで着るならサイズを一つ落としてXSサイズがよさそう。ジャージ素材ならでは絶妙な光沢と伸縮性が◎」
モンクレール ジャパン
https://www.moncler.com/ja-jp/
0120-938-795
5. ニュアンスカラーをルーズに着こなす【ラコステ】
一枚一枚表情の異なる、エコダイ仕上げの絶妙なニュアンスカラーが抜け感を添えるルーズフィットTシャツ。オーガニックコットンを100%使用した、シングルジャージ素材でスポーティなエレメントも。34〜40の４サイズ、ライトグリーンとピンクの２色展開。
◆ラコステのTシャツ着用レビュー
「36（M）サイズを着用したが、程よくルーズ感が出てベスト。サンスペル（14）のようなオーバーシルエットでありながら、丈感が大きく異なる。ボックス型のオーバーサイズTシャツなので、ミニ丈のボトムスと合わせても素敵に着られそう。スリーブは肘あたりまでくる長めの仕立て」
ラコステお客様センター
https://www.lacoste.jp
0120-37-0202
6. 胸元のロゴ刺しゅうがアクセントに【アミ パリス】
胸元にはアミ パリスを象徴する“Ami de Coeur”ロゴ、背面首元には“AMI”の刺しゅうがあしらわれている。オーガニックコットンジャージ製のTシャツはユニセックス仕様で、XXXS〜5XLの11サイズ、ホワイト、ブラック、ヘザーグレーの３カラーと豊富なラインナップで展開中。
◆アミ パリスのTシャツ着用レビュー
「Sサイズを着用。ザ・ノース・フェイス（1）、ヘインズ（7）と同程度の生地の厚さでやや透け感あり。ヘインズより少し大きめのシルエットで、お尻まで隠れる丈の長さ。メンズは通常どおりのサイズを、ウィメンズは普段着ているサイズよりワンサイズ小さめがおすすめ」
アミ パリス ジャパン
https://www.amiparis.com
03-3470-0505
7. 透け感が欲しく、レイヤードも楽しみたい人はコレ！【ヘインズ】
一世紀以上世界中で愛されているアンダーウェアブランド・ヘインズの自社工場で生産したグローバルラインTシャツが新登場。コットン100％素材を使用し、パターンやデザインディテールは日本独自の開発で、インナーにもアウターにもなる一枚。MとLの２サイズ、２カラー展開。
◆ヘインズのTシャツ着用レビュー
「Mサイズを着用。今回着用したTシャツで最も生地が薄く、透け感が強いので、レイヤードにも最適。スリーブと身ごろは共にすっきりとしている。首元の肌当たりを解消するタグレス仕様なので、ストレスフリーな着心地を叶えてくれる」
ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
https://www.hanesbrandsinc.jp/hanes/c/c10/
0120-456-042
8. 短丈で旬なY2Kスタイルにトライ【カルバン・クライン】
コットン100％素材を使用した「バーティカルグラジエントTシャツ」。クロップト丈のコンパクトシルエットがトレンドライクな仕上がり。フロント中央には“CK”モノグラム刺しゅうが施されている。XS〜Lの４サイズ、１色展開。
◆カルバン・クラインのTシャツ着用レビュー
「Sサイズを着用したが丈感はへそ上あたり。今回紹介するTシャツの中で最もコンパクトなシルエットで、ローライズデニムなどのボリュームのあるボトムスと相性がよさそう。襟ぐりはリブが3cm（実寸）としっかりあり、ややシアーな生地感」
カルバン・クライン カスタマーサービス
https://japan.calvinklein.com
0120-657-889
9. スタイルに合わせて色を選ぶ楽しみも【マルニ】
コットンニットを100％用いた、３枚セットのTシャツ。胸元に施されたイタリック体のロゴ刺しゅうがアクセントに。XS〜XXXLの７サイズ、写真のほかにホワイト・ピンク・ネイビーの３枚セットも展開あり。
◆マルニのTシャツ着用レビュー
「Mサイズを着用。サイズ感はエイトン（11）の定番シャツよりもやや小さめで、生地の厚さはジル サンダー（３）程度。サイドにスリットが入っているので動きやすいのも高ポイント。やや透け感あり」
マルニ ジャパン クライアントサービス
https://www.marni.com
0120-374-708
10. Iラインが強調されるコンパクトなシルエット【プチバトー】
素材をオーガニックコットン100%にアップグレードした、プチバトーの人気＆定番「クルーネック半袖Tシャツ」。“第二の肌”と呼ばれるほど肌触りのよい１×１のリブ編みが体にフィットし、シルエットをきれいに見せてくれる。XXS〜Lの５サイズ、３色展開。
◆プチバトーのTシャツ着用レビュー
「XSサイズを着用したが、160cmでもジャストフィット。スリーブ、ボディともに縦のラインが強調されるスリムなシルエットなので、いわゆる着痩せ効果が感じられる一枚。レイヤードにもおすすめ」
プチバトー・カスタマーセンター
http://www.petit-bateau.co.jp
0120-190-770
11. ジャパンメイドと素材にこだわり抜いた定番モデル【エイトン】
メイドインジャパンにこだわり、スーピマコットンを100%使用した定番Ｔシャツ。エイトンが得意とする絶妙な色出しと光沢感はそのままに、紡績特有のラフな触り心地と肌離れのよいドライタッチを兼ね備えた、オリジナルの天竺素材を使用している。01と02の２サイズ、３色展開。
◆エイトンのTシャツ着用レビュー
「02（M）サイズを着用。ジル サンダー（３）のTシャツよりやや厚手で、スリーブが5cmほど長い。誇張し過ぎていない肩幅と、やや高めの袖山でショルダーラインを美しく見せてくれる一枚」
エイトン青山
https://aton-tokyo.com
03-6427-6335
12. 襟ぐりなど緻密に計算されたバランスの妙【シンゾーン】
ニットやスウェットの下に着た時、首元から襟ぐりが見えるようディテールにこだわって作ったシンゾーンの人気パックTシャツ。製作の過程でワンウォッシュ済みなので、洗濯しても購入時から縮む心配がないのもありがたい。フリーサイズ、色＆柄デザインは４パターン展開。
◆ザ シンゾーンのTシャツ着用レビュー
「フリーサイズの白を着用。サイズ感はモンクレール（４）と同程度で、インナーに黒などはっきりとした色みを合わせなければ透け感はさほど気にならない。襟ぐりがやや広めにデザインされているのでシアートップスなどをレイヤードしやすい」
シンゾーン 表参道本店
https://shinzone.com
070-1389-5295
13. スタンドネックでカジュアルさを軽減【MARGARET HOWELL】
上質な超長綿を100%使用した、落ち感としなやかさがあるTシャツ。襟元が絶妙にスタンドネック仕様になっており、オフィスなどでもカットソーのように着られ、きちんと感のあるシルエットが魅力的。フリーサイズ、写真のペールピンクのほか、ダークチャコール、ホワイトの３色展開。
◆マーガレット・ハウエルのTシャツ着用レビュー
「サイズ２（フリーサイズ）を着用。袖が22.5cm（実寸）と長めで肘のあたりまであるので、袖口を折り返して着ても素敵に。エイトン（11）のTシャツと比較して生地の厚さは同程度だが、シルエットはやや大きめ」
マーガレット･ハウエル
https://www.margarethowell.jp
03-5785-6445
14. ビッグシルエットながら上品さも兼備【サンスペル】
中厚手のコットンで作られており、軽くカーボンブラシをかけて柔らかさを出しているのでなめらかな触り心地。ゆったりとしたシルエットとドロップショルダーが特徴。XXS〜Lの５サイズ、ホワイトとブラックの２色展開。
◆サンスペルのTシャツ着用レビュー
「Sサイズを着用。今回着用したTシャツの中で最も厚手で、透け感はなし。スリーブは24cm（実寸）と肘あたりまで、身ごろもお尻まで隠れる丈感なのでメンズライクに着られる。一方、なめらかな肌触りで女性らしい上品さもキープ」
サンスペル カスタマーサービス
https://www.sunspel.jp
050-3562-1860
15. ボタニカルダイで仕上げたボックスT【オルタナティヴス】
事情によりロスフラワーとなってしまったガーベラから色を抽出した、ボタニカルダイによるTシャツ。世代、性別を問わず着られるボックスシルエットにこだわっている。風呂敷の収納も魅力的。１〜４の４サイズ、イエローとオレンジの２色展開。
◆オルタナティヴスのTシャツ着用レビュー
「カルバン・クライン（８）と同じくクロップト丈だが、こちらの方がやや生地が厚めの仕様。一番小さな１サイズを着用したが、スリーブ部分がタイトだったので２の方がよさそう」
オルタナティヴス
https://www.instagram.com/the.alternatives_official/
