【ジル サンダー】【ミュウミュウ】etc.エディター愛用の【バッグ】7選|個性と実用性に優れた逸品を紹介

バッグはデイリーに使うアイテムだからこそ、人と差がつくデザインを選びたい。ミュウミュウやジル サンダーなどで見つけた名品から、韓国ブランドのアフォーダブルなバッグまで、ファッションに造詣が深いエディターが愛用する逸品をピックアップ。スタイリングを華やかに彩り、外出するたびにときめく、ヘビロテ必至のラインナップをお届け!

エディターKISHI|【ジル サンダー】のタングルバッグは、理想の“大人のピンク” 

ジル サンダーのタングルバッグ
バッグ「タングル ミディアム」¥184,800/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー

「これぞまさに大人のピンクだ!」と一目惚れして購入したのが、大人気ラインの「タングル」バッグ。


昔からくすみ感のあるピンクが好きで、小物は割とピンクを選びがち。普段の洋服が黒やグレー、ネイビーなどのいわゆるベーシックでシンプルなものが多いので、その反動もあるのかもしれません。ブランドのアイコニックな定番ラインとあって、おしゃれな人のワードローブに高確率であるアイテムですが、ジル サンダーらしい絶妙なパレットに心を奪われたことと、人と被らなそうだなと思ったことが購入の決め手になりました。実際に「そんな色あるんですね!」と声をかけていただく機会も多いんです。ふとした瞬間に視界に入るたびに、気分が高揚すると言いますか。日々のなかで感じる「少しばかりのときめき」って侮れないなと思う日々です。


両手を開けたいときはショルダーとして、さらりと持ちたいときは肩掛けしています。手持ちの服を選ぶことなくシーズンレスに持てるバッグです。(エディターKISHI)

エディターSUGAWARA|【ミュウミュウ】の軽くて万能なミニバッグ

ミュウミュウのナッパレザー ミニバッグ
ナッパレザー ミニバッグ ¥154,000/ミュウミュウ

ある日、撮影の打合せでお会いしたスタイリストさんが身に着けていたミュウミュウのミニバッグにロックオン。近年、横長の「アルカディ」バッグがかわいいな、とずっとみていたのですが、なかなか手が出ず......。そんな時にミニバッグは、ぴったりのめぐり逢いでした。


早速オンラインで在庫がある店舗を探し、購入したのが、こちらの「ナッパレザー ミニバッグ」。エンボス加工のMIU MIUロゴをアクセントにしたシンプルな作りです。こちらの明るめのブラウンの他、ブラック、最近追加された新色のシックなブラウンの3色展開。どれも素敵でとても迷いましたが、着こなしのアクセントになりそうな、明るめなブラウンをゲットしました。


使い心地はとにかく軽くて大正解! ミニバッグですが、スマホとウォレット、カードケース、本など必需品がまとまり、とっても身軽。外出が楽しくなります。オンは、ミニバッグに、PCを入れたサブバッグを合わせて。休日は、身軽にミニバッグのみで遊びにいったり、少し素敵なレストランへいったりするのにも活躍。上からコートを羽織れば防犯対策にも。旅にもぴったりだから、まさに相棒といえるものに出合えました!(エディターSUGAWARA)

エディターYAMASAKI|【チカ キサダ】のフェスティブなムードを盛り上げる、ピンク色のチュールバッグ

チカ キサダのチュールバッグ
【SPURSHOP別注】チュールバッグ ¥52,800/チカ キサダ

チュールが何重にも重なったこのバッグ。軽量してみたらなんと93グラムでした。見るからに繊細で、デイリー使いにはちょっと不安かと思いきや、ハリ感のある硬めのチュール生地が使われており、心配無用でした。そして最低限の身の回り品は問題なく収納でき、実用性も備えています。収納部分は1つのみですが、浅めで横長の作りなので、バッグの中で物が迷子になることも少なそう。このバッグを使うにあたって、SNS上のレビューをたくさん見てみたのですが、なんと500mlのペットボトルを入れているという方も!


このチュールバッグの一番の特徴は、バッグにも洋服の一部にもなるというポイント。金具がなく、両側の紐を結んで長さを調節するタイプなので、自分にちょうどいいサイズ感にスタイリングが可能です。斜め掛けのボディバッグとして、肩掛けのトートバッグとして、そして胸元に巻いて、ビスチェのようにコーディネートすることもできる優れもの。


遠目に見ても存在感のあるこのバッグは、シンプルなコーディネートを格上げして、主役を張ってくれるアイテムです。また、個人的にはスラックスやジャケットなど、カチッとしたコーディネートの外しアイテムとしてもぜひ使いたい。繊細さとエレガンスな雰囲気を放ちながら、ひとつで何役もこなすチュールバッグです。(エディターYAMASAKI)

エディターKAGOHARA|大人のためのランドセル、【ルメール】のランセルバッグ

ルメールのRanselバッグ
Ransel バッグ カーキ H23cm×W18cm×D7.5cm ¥168,000

懐かしすぎるこのフォルム、ルメールの「Ransel」バッグは、まさしくランドセルをもとにデザインされたものなのだそう。ブラックと迷ったのですが、いつもバッグはつい黒に走りがちだからな〜と、今回はカーキをセレクト。大人のランドセル(と呼ばせていただきます)は、カーフレザーを用いており、高級感のある佇まい。うっすら光沢のあるフロントは、ベジタブルタンニン染め。長方形の縦長のボディをショルダーストラップでたすきがけできる形です。ストラップも幅があるので、持ち歩きも快適。


厚みのあるフラップはマグネットで開閉が可能。ベロンとふたをめくる感覚もなんだか懐かしくて楽しい! フロントと中にポケットがひとつあり、仕切りがあるのも気が利いてますよね。私は、平べったいけど無くしやすいパスケースなどをポケットに入れています。


今思えば、6歳〜12歳という成長期真っ盛りに同じものを6年間通して使うって、なかなかすごいこと。このバッグも、そのぐらい長く大事に使っていかねば、と気が引き締まる思いです!(エディターKAGOHARA)

エディターHA|噂の【トゥティエ】、2024年のベストデイリーバッグ

トゥティエのロケバッグ
ロケバッグ(SAQ LOQUET) ¥37,500/トゥティエ

数年前から「ブラウンのスエードのバッグが欲しいな」とおぼろげに考えていたものの、理想のデザイン×希望の予算が折り合わずゲットできていなかった中で昨年コレだ! と思ったのがTOUT Y EST(トゥティエ)のもの。SAQ LOQUET=ロケバッグという名前のコレクションのスエードバージョンです。しかしこちらが人気の型のため完売していることも多く、何度か買い逃しては、再販タイミングでようやくゲットできました。


このバッグ、届いてすぐに「予備を買っておきたい……」と思うほど優秀品でした。まずゴートスエード素材を採用した品のあるルックスながら380gという超軽量! 横33.5㎝×縦26.5㎝×幅が11㎝という大容量スペックのため書籍や水筒といった重量感のある荷物もガンガン入れているのですがそれでも重たくない‼ それからファスナー部分が長く、広く開くので荷物の出し入れに関してもノーストレス。ロングストラップによる肩掛けしやす仕様も理想的。加えてジッパークロージングの付属で佇まいも美しく、防犯面でも安心感が。海外出張の際も持っていたのですが、金具がしっかり留まっているとスリ対策もできて頼もしいんですよね……。


この他、少し前に発売された新作のソフトレザーのタイプも素敵です。私もあまりに便利なのでやっぱりスペアを買うべき? と悩み中です。(エディターHA)

エディターSASAKI|両手が空く【コス】のショルダーバッグは普段使いに最適!

コスのSWING CROSS BODY
SWING CROSS BODY ¥22,000/コス

COS青山店に出向いた際、入口付近にこちらのバッグがディスプレイされているのを発見。“シンプルだけどひと捻りあるデザイン”に弱い私……。まぁでも黒バッグはたくさん持っているしなぁ……と思いながら身につけてみた瞬間、その心地よさに一気に虜になってしまいました。


シンプルだけれどもディティールにさりげなくモードなエッセンスが垣間見えるデザインで、とても使いやすい。ショルダー部分は長さの調節が可能なので、用途によってショルダーバッグとしても、ボディバッグとしても使えます。さらに特筆すべきは、収納力の高さ。コンパクトな見た目ですが、普段持ち歩くのに必要なものはすべて収納でき、500mlのペットボトルもすんなり入ります。


使い心地はとにかくストレスフリー! 斜めがけにすれば両手が空くので、お散歩中にいきなり子どもに抱っこをせがまれても、無問題。ショルダー部分を調節してボディバッグのような感じで使えば、海外旅行などにも重宝しそうです。(エディターSASAKI)

エディターHAYASHI|ミニバッグとしても活躍する【メゾン マルジェラ】のチェーンウォレット

メゾン マルジェラの4ステッチ チェーンウォレット
4ステッチ チェーンウォレット ¥135,300/メゾン マルジェラ

誕生日と一粒万倍日が重なった縁起の良い日にメゾン マルジェラで財布を新調。手に取ったのはチェーンウォレット。グレイニーレザーのシボの表情が美しいし、佇まいに品があります。外見こそミニマルですが、中身はかなりの充実ぶり。紙幣は折らずに収納できるし、ジップポケットも広々していて取り出しやすい。6枚分のカードスロットのほか、背面にもフラットポケットが付いています。さらにはスマホやワイヤレスイヤホンが入るくらいのマチもあり、実用性は申し分なし。


ミニバッグとしてはもちろん、チェーンを取り外せばクラッチや長財布としても使えます。


そしてなにより素晴らしいのは、スタイリングのフックになる確かな存在感。最近は黒い服ばかり着ている私ですが、重厚なアウターの上から斜め掛けすると、チェーンストラップと白いステッチが予想以上に効いてくるんですよ。シルバージュエリーとも抜群に相性が良く、単調になりがちな冬の装いがモードにブラッシュアップされます。浮かずに映える絶妙バランス、まいりました。(エディターHAYASHI)