【ビルケンシュトック】【アディダス】など、2025年夏のエディター愛用サンダル&シューズ４選

ビルケンシュトックのサンダルと言えば、タフなダブルストラップのイメージが強め。でもこちらはシングルストラップかつ、シルエットも華奢な「マドリッド」モデル。さらにEVA素材のワントーンに進化して、よりモダンになっているところに惹かれました。アッパーはレザーのようなシボ感があり、軽い印象にならないところもお気に入りです。
独自開発したオリジナルのフッドベッドが採用されているので、もちろん履き心地も最高。深いかかとのカップや、指に沿ったトーグリップがフィット感を後押ししてくれます。そのおかげか、シンプルなスライダーサンダルにありがちな"すっぽ抜け感"が軽減されているんですよね。そして私は足の幅が狭めなのですが、アッパーのバックルでちゃんと調節できるのも嬉しいポイントです。

日本の藁草履からインスパイアされ、高品質なラバーで作られたブラジル産のハワイアナス。こちらはソールの高さはわずか1cmなのにクッション性もあり履きやすい。親指と人差し指の間から流れる２本のストラップは定番より細いですが、足を包み込んでくれるような安定感は変わらず、（定番も愛用中）子供との外遊びにも活躍してくれそう。スクエアトゥでスマートかつ、カーヴィーにカットされたソールのシャープさも伝わりますか？ ビーチサンダルってぼてっと感が否めないですが、これなら脱いでも美しい。

ミュールタイプのいいところは、ストラップもシューレースもないため、手を使わずにさっと履けるしさっと脱げるところ。この楽ちん具合を味わったら、紐ありの靴に戻れません……。アディフォームラインのミュールの中でも、クラシックかつアイコニックなスタンスミスのデザインを取り入れたこちらは、装飾をそぎ落としたミニマルさもありながら、ぷっくりとしたフォルムで個性を主張。厚底なので、少々の水たまりも平気です。足を入れるとやや弾力があり、ラバーっぽい見た目よりもなめらかな感じ。
素材は「アディフォーム」シリーズなので、いわゆる発泡性のフォーム素材。サトウキビを一部使用しており、プラスチック廃棄物を削減する取り組みの一環で、天然素材と再生可能素材で作られているそうです。

カンペールから新登場した「KORA（コラ）」というミッドヒールラインのサンダル。細めのストラップ2本と、かかとのベルト、そしてチャンキーな5cmヒール、というスペックです。マットなブラックレザーの細ベルトがレディな印象に仕上げてくれるのに、履いている本人はヒールとかかとベルトのおかげで抜群の安定感がある。サイトで見ていた時点で「これは！！」と思っていましたが、試着してみて即決でした。足が幅広で甲高なタイプなのですが、このサンダルは3つのベルト全て調節ができるので、朝から晩まで履いていても足が痛くなる心配がなく、安心です。