2026.09.24

秋のデニムを更新するなら? プロが注目するキーワード&着こなしアイデア。新作デニムも要チェック

定番アイテムでありながら、シルエットや色、デザインの変化で毎シーズン新鮮に映るデニム。この秋の本命は? スタイリストの嶋﨑由依さんに、押さえておきたいトレンドと注目アイテムを取材。おしゃれな人たちの着こなしスナップとともに、今の気分に合うデニムスタイルを探る。

定番アイテムでありながら、シルエットや色、デザインの変化で毎シーズン新鮮に映るデニム。この秋の本命は? スタイリストの嶋﨑由依さんに、押さえておきたいトレンドと注目アイテムを取材。おしゃれな人たちの着こなしスナップとともに、今の気分に合うデニムスタイルを探る。

INDEX
嶋﨑由依さんプロフィール画像
スタイリスト嶋﨑由依さん

飯田珠緒に師事後、2023年より雑誌やブランドビジュアルのスタイリングを中心に活動中。SPURデジタルのファッション連載「今月のウィッシュリスト」も担当。「最近は濃いめインディゴのクロップドデニムを買い足し、よくはいています」。

2026年秋デニム最前線。スタイリストが読み解く最新トレンド

今シーズンはどんなデニムを選ぶべき?

2026年秋冬コレクションのランウェイでは、デニムがさまざまなブランドのルックに登場。「カジュアル一辺倒ではなく、ジャケットやニットと合わせた洗練された着こなしが印象的でした」と嶋﨑さん。ランウェイから見えてきた今季注目の4つのトレンドをチェック。

その1:ローウエスト&ミッドライズのストレート

アミ パリスのデニム

アミ パリス2026-27年秋冬コレクションより Photo:Getty Images

スタイリスト 嶋﨑さん

今季のデニムを象徴するのが、腰の位置を少し落としてはくローウエストとミッドライズのストレートシルエット。太すぎず細すぎない絶妙なバランスで、シャツやカーディガンなどジャストサイズのトップスとの組み合わせが新鮮でした。

その2:クラフト感を添えるデザインデニム

ディオールのデニム

ディオール2026-27年秋冬コレクションより Photo:Getty Images

スタイリスト 嶋﨑さん

刺しゅうやビジューを施したデコラティブなデニムも増加。ディオールのようなキラキラした装飾をはじめ、植物モチーフの刺しゅうやクラフト感あるディテールも見られました。本企画ではリアルに取り入れやすいデザインを選んでいます。

その3:クロップド丈のミニマル回帰

トム・フォードのデニム

トム・フォード2026年プレフォールコレクションより Photo:Launchmetrics/spotlight/アフロ

スタイリスト 嶋﨑さん

1990年代を思わせるクロップド丈もじわりと復活。余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインが多く、フラットシューズやローファーとの相性が抜群。秋冬の重厚なアウターともバランスを取りやすいです。

その4:ルーズなブーツカットデニム

MSGMのデニム

MSGM2026-27年秋冬コレクションより Photo:Launchmetrics/spotlight/アフロ

スタイリスト 嶋﨑さん

ブーツカットも気になっています。ただ、ひと昔前のタイトなものではなく、今は腰まわりにゆとりがあって裾に向かって緩やかに広がる“ルーズブーツカット”が気分。懐かしさもありつつ、新鮮に見えるシルエットです。

シルエットやカラーは?

ストレートやフレアに加え、テーパードもすっかり定着。カラーもダークインディゴやオフホワイト、ブラウンなど選択肢が広がっています。定番アイテムだからこそ、色やシルエットで鮮度を更新したいところ。

おしゃれスナップ&秋の新作デニム

“クリーンなルーズ”が大本命

ルーズストレートデニムの着こなし

Photo:Getty Images

今季は、脚のラインを拾いすぎないルーズストレートが有力候補。極端なワイドではないため取り入れやすく、ジャケットやシャツを合わせればモダンに仕上がる。トレンド感がありながら、長く愛用できるところも魅力だ。

【レッドカード トーキョー】脚のラインをカバーする、程よいゆるさ

レッドカード トーキョーのデニム

デニム¥25,300/ゲストリスト(レッドカード トーキョー)

ワイドではないけれど、脚のラインを拾わないストレートシルエット。レッドカード トーキョーの一本は、ウエスト位置を調整できるため、好みのバランスで着こなせるのが特徴だ。ストレッチ入りで動きやすく、デイリーに活躍する。

レッドカード トーキョー 
03-6869-6670

【オールセインツ】秋冬の装いに、抜け感をもたらすオフホワイト

オールセインツのデニム

デニム¥35,200/オールセインツ ジャパン(オールセインツ)

真っ白でもベージュでもない、ニュアンスのあるオフホワイトが装いに抜け感をプラス。腰まわりはすっきりと仕上げつつ、脚のラインを拾いすぎない緩やかなストレートシルエットが今季らしい一本。

オールセインツ ジャパン 
ask@allsaints.jp

【マリメッコ】遊び心を添えるデザインデニム

マリメッコのデニム

デニム¥62,700/ルック ブティック事業部(マリメッコ)

今年、創業75周年を迎えたマリメッコ。ブランドのアイコンが全面にあしらわれたデザインは、装いの主役としても十分な存在感。無地のデニムにはない高揚感をもたらす。

ルック ブティック事業部 
03-6439-1647

デザインデニムも今シーズンは身近に

フラワープリントデニムの着こなし

Photo:Getty Images

デザインデニムのなかでも挑戦しやすいのが柄デニム。マリメッコを象徴するウニッコ柄は存在感がありながらも同色のため取り入れやすく、着こなしに遊び心が加わる。いつものデニムスタイルをアップデートしたい人におすすめだ。

【ガニー】スタイルアップ効果も狙える一本

ガニーのデニム

デニム¥82,500/ガニー 渋谷パルコ(ガニー)

クラフト感あふれるフラワーモチーフが目を引くガニーのデニム。アーティザナルなムードをまといながらも、デニムだからこそ気負わず楽しめる。クロップド丈とゆるやかなシルエットのバランスがよく、スタイルアップ効果にも期待。

ガニー 渋谷パルコ 
03-6820-6215

ミニマルに楽しむクロップド丈

クロップドデニムの着こなし

Photo:Getty Images

1990年代を思わせるクロップド丈のデニムも再浮上。中でも深みのあるインディゴなどの濃色デニムが豊作だ。すっきりとしたレッグラインと軽やかな足もとのバランスが特徴で、ローファーやフラットシューズとも好相性。

【アー・ペー・セー】ルーズなのに、すっきりと見える

アー・ペー・セーのデニム

デニム¥39,600/アー・ペー・セー カスタマーサービス(アー・ペー・セー)

ほどよくゆとりを持たせたストレートシルエットに、短めのレングスが軽快なムード。深みのあるインディゴカラーも今季らしく、ジャケットからニットまで幅広い着こなしになじむ。キャラメルカラーのステッチもさりげないアクセント。

アー・ペー・セー カスタマーサービス 
0120-500-990

【ギャップ】テーパードシルエットが軽快な印象

ギャップのデニム

デニム¥7,990/ギャップ

ラフな印象のガールフレンドシルエット。腰や太ももまわりはゆとりがあり、くるぶしにかけて細くなるテーパードラインが特徴だ。カラーソックスなどの足もとのスタイリングも楽しめる。

ギャップ 
gap_info@gap.jp

進化したルーズブーツカットに注目

ルーズブーツカットデニムの着こなし

Photo:Getty Images

再浮上しているのが、ゆるやかに裾が広がるルーズブーツカット。腰まわりや太ももには適度なゆとりがあり、2000年代風のタイトなフレアとは異なるリラクシングなムードが魅力。シャツやジャケットなど端正な印象のアイテムを合わせることで、力の抜けた大人のデニムスタイルが完成する。

【リーバイス®︎】ルーズにはく、ブーツカット

リーバイス®︎のデニム

デニム¥15,400/リーバイ・ストラウス ジャパン(リーバイス)

ブーツカット人気の再燃を受けて注目したい一本。ミッドライズにルーズなフィットを組み合わせることで、ひと昔前のブーツカットとはひと味違うモダンな表情に。脚に沿って自然に広がるシルエットが、着こなしに変化をもたらす。

リーバイ・ストラウス ジャパン 
0120-099-501

【ヘルシーデニム】リラックスムードでまといたいフレアシルエット

ヘルシーデニムのデニム

デニム¥16,500/ゲストリスト(ヘルシーデニム)

ゆったりとしたはき心地と美しいフレアラインを両立したヘルシーデニムの一本。腰まわりにはほどよくゆとりを持たせつつ、裾に向かって緩やかに広がるシルエットに。合わせるトップスを選ばず、リラックス感あふれる着こなしが完成する。

ヘルシーデニム 
03-6869-6670

まとめ

ランウェイの最新トレンドから注目の新作、ストリートのスナップまで、デニムは常に時代の空気を映し出す鏡。この秋は自分らしさを引き立てる運命の一本を手に入れて、新たな着こなしに挑戦してみては。