[vol.15]号外! 沖縄からレポート。人気のエコバッグに、那覇の名物デパートが仕掛けるファッションショーとは?

前回、次はウクライナの街ネタだと告知しましたが、ここで違うトピックを一本! 実は昨年11月に沖縄に初上陸したのです。それは、那覇のデパート「リウボウ」が主催するファッションイベント、その名も”リウボウ・コレクション”を見届けるために。その模様は後ほどお伝えします。まずはせっかく那覇に来たのだから街歩き!

「パイカジ」のかりゆしウェアと、雑貨めぐり!

沖縄初心者のわたくしが「リウボウ」で見かけて気になっていたのが、ナショナルブランドシャツの”かりゆしウェア”。特に有名な店は、最近イタリアの取り扱いも獲得したというアロハショップ「パイカジ」。国際通りの店舗ではレディスのアロハシャツなども扱っている。メンズをオーバーサイズで着るのも今の気分かも。
真夏のメリー・クリスマス!
真夏のメリー・クリスマス! さまざまなデザインが揃います
その国際通りをさらに進んで牧志駅の近くまで来ると脇道に見えるのが「Plant & soil」。こちらは「ヒガ」をはじめ沖縄デザイナーを取り扱っているセレクトショップ。那覇には珍しいセレクトショップで、東京で経験を積んだオーナーによる東京✕沖縄のハイブリッドな品揃え。
そしてやっぱり欠かせないのは……。

アジアロ麺チック街道、沖縄編!

やっぱり沖縄に来たなら食べたくなる沖縄そば。まずは王道から! 「田舎」というこちらの店は、沖縄の美味しいフードが集まる第一牧志公設市場からすぐ。お店のローカル感がたまらない。ソーキそばはなんと一杯390円なり! コシのある麺にしっかりとしたスープが特徴。

ちなみに沖縄そばとソーキそばの違いって知ってました? それはズバリ具。沖縄そばは三枚肉やかまぼこ、ソーキそばはソーキと呼ばれるあばら肉の煮込みがのっております



2軒目も第一牧志公設市場からさほど遠くないところに。アーケード街を横切りさらにレトロな裏路地に入っていくと「かんつく」にたどり着きます。こちらは八重山そばと呼ばれる石垣島風の沖縄そば。麺が沖縄そば特有の平麺ではなく、黄色味がかった丸麺。さらに具も刻まれている。お味はさっぱり系でした。

そして実は今回のヒットは沖縄そばでも、ソーキそばでもない”よもぎそば”でした。それもおかあさんとお姉さんたちが24時間営業で切り盛りする、モノレール安里駅前のスーパーの駐車場の端にある味わい深い店「なかむら屋」。大量にのったよもぎの苦味がたまらない! 飲んだ後にちょうどよい。

さて、肝心のリウボウのファッションショーをレポート

旅の目的であった”リウボウ・コレクション”の模様もお届け。

(右上から時計回りで)コトナ/プラスティック・トウキョウ/ヨーカン/ヒガ

実はこのイベント、東京と沖縄のデザイナーによる合同ショーで、東京からは「KOTONA」と「プラスチックトーキョー」が参加。地元からは琉球びんがたと呼ばれる素材を使った「ヨーカン」、琉球藍を得意としたブランド「ヒガ」、そして「レキオ」という個性豊かなブランドが登場。東京の2人は事前に那覇を訪れ伝統工芸について学び、ふくぎ染めや琉球かすりと言った素材を使用。那覇に行くコトがあったら、若手デザイナーが沖縄素材で作ったコレクションをチェックして! だが最終的に度肝を抜いたのはどのガーメントでもなく、ショーの最後に登場した「レキオ」のデザイナー、デリバさん。ハイヒールで登場し見事なウォーキングを披露!(この動画、なんと16,000回も再生されました)

<沖縄のお気に入りスポットMap>

 

マスイびっくり㊙︎報告

ブルーシールのトートバッグが人気を博している件

誰もが一度はジャスコ(どうも昔の癖でイオンをジャスコと呼んでしまう)、いやイオンで見たことはあるであろうこの銘柄。「ブルーシール」はアメリカ生まれ沖縄育ちのアイスクリームブランド。那覇の街のいたるところにある。
中でもオススメフレーバーは沖縄らしいサトウキビと紫芋。サトウキビ汁好きのあたくしにはたまらない! ところで、おなじくリウボウコレクションのために来ていたフォトグラファーさんによるとこちらのジップ付きテイクアウトバッグ(下の写真)がスタイリストさんの間で人気だとか。ぜひチェックを!
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マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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