SPUR本誌2月号に掲載されている「かわいい「ペナン」が呼んでいる」特集(先出し記事はこちらをチェック!)はご覧いただけたでしょうか? 9ページに及ぶかわいい&美味しい情報の完全保存版ガイドに仕上がっています。そんなペナン、実は首都クアラルンプールからは鉄道でも行けちゃう。そしてその中間にあるのがマレーシアの第3都市、イポー。ここもまたペナンやマラッカのように歴史があり、華僑の文化を色濃く残す面白い街なんです。
卵が先か? ニワトリが先か? それとも、も・や・し?
イポー名物と言っていいのが“もやし”だ。「もやし!?」と誰もが思うだろうが、不揃いで肉厚な太々しいヤツらは、これまでのもやし観を変えてくれる。その彼らと切っても切れないのがそう、チキンです。いつもは肉が主役だけれど、イポーの場合は立場が逆転! 鶏がもやしを引き立てている。

もやし鶏の名店Lou Wong(老黄・上写真)とOnn Kee(安記・下写真)は隣接。甲乙つけがたいので、はしごしてください!!
調理工程に見入ってしまう鶏料理
もう1つのご当地鶏料理が「ソルトチキン」。紙に包んだ鶏一羽を塩に埋め蒸し焼きにしたものだ。基本テイクアウトなのでホテルでビール片手に食すべし。こちらは赤い袋に入れて持ち帰れるショップ、Aun Kheng Limにて。

ニワトリがいれば卵もある
そう、ニワトリがいるということは卵もふんだんにあるのです。プリンもお忘れなく! カフェには大体用意されていますが、Thean Chun(天津茶室)が有名。

米麺のipoh hor funもご当地グルメです!ご賞味あれ
コーヒー文化も充実
アジアで良く見かけるコーヒーチェーン「Oldtown White Coffee」はこちらのご出身。カフェ文化も盛んなイポー、朝食はKopitiam(伝統的なカフェ)でカヤトーストとホワイトコーヒーを堪能。
泊まるならリノベ系! Sekeping Kong Heng
リノベーションを得意とするマレーシアのホテルチェーンによる「Sekeping Kong Heng」。中堅都市にあるとは思えないカッコよさ! 1階には同じ名前の有名コーヒーショップがあり、グッズを販売するスペースもある。プライベートなプールも完備。

イポー発のストリートウェアを発見
「PeaceBeUponYou」ではオリジナルのグラフィックアイテムを取り扱う他、コーヒーショップも併設。音楽イベントもやっているご様子、ぜひ訪れてみてください!


<イポーMap>

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。