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世界中でロックダウンや緊急事態宣言が緩和され、街には人々が戻り始めている。こんな時だからこそ、第二波を防ぐためにSocial Distancingを徹底し、自分と周りの人を守るプロテクションを身に付けたい。東京とバンコクのデザイナーたちが、ちょっと暗い世の中に笑顔とおしゃれを取り戻してくれるアイディアを提案。マスクはまだまだ生活のおともになりそうなので、参考にしてください!
Doublet
Stay Home中に東京デザイナーにお願いしてマスクを作ってもらいました(※非売品です)! 2種類の顔写真を送って欲しいとのメッセージ。蓋を開ければ、自分のお口がパ~クパクできる仕様に! こんな時でもファッションを笑いに昇華できるのは、デザイナーの井野さんの才能だ。マスクの作り方はDoubletのInstagramで公開しているので、是非トライしてみてください!
AKIKO AOKI
Stay Homeが始まっていたので、AKIKO AOKIではスタジオへのアクセスができずお家でハンドメイド。と言うよりも、それはクチュール! アーカイブのプリント素材を再利用し、フローラルの生地を手縫いでつまみ立体的なテキスチャを作り出した。サテンの艶感はパーティにも着けていけそうな雰囲気。
Issue
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一方、タイ人は転んでもタダでは起き上がりません! 政府の素早い対応によってモールが閉鎖になり、大打撃を受けたファッションビジネス。しかしすぐにマスク作りに着手、個性派デザインはトレンドコンシャスなタイの皆様の心を鷲掴みに。ただ、どのブランドも販売するのだけなく、医療機関やサポートが必要な人たちに寄付するなど、優愛を見せていた。タイのセレブ御用達ブランド、Issueは、マスクではなくフェイスガード付きのお帽子! 目から飛沫感染の恐れもあるので、気になるアイテム。もちろん、いち早く地元の医療機関にこのプロテクションを寄付していた。
Wonder Anatomie
パリのIFMでファッションを学んだPopさんによるWonder Anatomieは、得意のグラフィックを使ったマスク。さらにスナップボタンでフェイスガードが脱着できる第2弾も登場した!
Lala Love
マスク作りの基本は手元にある素材を使うこと! Lala Loveはド派手なプリントだけでなく、伝統工芸のプロジェクトで関わった、タイシルクや織り物を使用。チェーンを付けることで、外した時の収納問題も解決!
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ネガティブになり気味な時だから、ぜひ身につけるもので気分を明るく。ちょっとした散歩や日々のお買い物へも、少しドレスアップするだけで気分もアップ! 引き続き、Stay Safeで〜!
マスイびっくり㊙︎報告
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バンコクのユニークなパーテーション
ソーシャルディスタンシングを守るために、いろいろな場所でパーテーションが設置されている。でもヴィジュアル重視のバンコクは一味違う。Good Goodsには、17日のタイのショッピングモールの一斉再開に合わせて、ボール紙を使ったかわゆいデザインが並び、床にも楽しいマーキングが施された。
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ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。