[vol.52]コロナ時代の“ニューノーマル”ファッションウィーク ①「コペンハーゲン・ファッション・ウィーク」Part2

前回の記事に続き、CPHFW(コペンハーゲンファッションウィーク)のPart2をお届けします。

ストリートスタイルがカムバック!

ファッションウィークのデジタル化で、最も影響を受けたのがストリートスタイル(コレクションスナップ)のフォトグラファーたちかもしれない。メンズのフィジカルショーがなかったことで、実質この夏の仕事は0。久しぶりのリアル開催となったCPHFWには有名どころや普段コペンハーゲンには来ない顔ぶれも。

トレードショーや合同展示会も敢行!

北欧最大のファッションイベントであるCPHFWは、ショーやプレゼンテーションだけではない。その中核をなす大型のトレードショーも敢行された。ジュエリーの合同展「The Jewellery Room」ではサステイナブルなジュエリーが紹介されていた。
●polar Jewelry

サステイナブルメタルを使った繊細なジュエリーは、デンマークらしくアンデルセンの童話がインスピレーション。

Pura Utz

ガテマラのマヤンの女性たちによるビーズ細工をかわいくジュエリーに落とし込む。女性たちの技術と職をサポート。

●Vibe Harsløf

アップル社製のイヤフォンに対応したジュエリーは、AirPods版も出るらしい。ストリート感のある、ほどよいコンセプトが良い。

マスイびっくり㊙︎報告

CPHFWのCecilie Thorsmark CEOにちょいインタビュー!

「CPHFWの中止や開催によるリスクは考えました。ですが、インダストリーのCEOやデザイナーから「自分たちが頑張っていることを国内外に伝えるために開催して欲しい」との多くの声があり、それが強い後押しとなったんです。新しいサイトを作り、ほぼ2ヶ月で開催まで漕ぎ着けました。今回のCPHFWを通して、Face to Faceのコミュニケーションの重要さも実感することに。そしてフィジカルのショーは決してなくなることはない、ということも。次回はより面白いコンテンツが作れると思います」

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マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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