双子座 5.21〜6.21生まれ

仕事や社会貢献を通じて、自分自身を活かし切る

2022年は、ストレートに言えば「仕事と仲間に恵まれる年」。5月上旬まではキャリアにおける躍進期、5月中旬以降は対人運がずばぬけてよくなる年にあたっています。おそらくですが、双子座の人は2021年、自分が生きる意味や存在する意義について、あちこちで考えてきたのではないでしょうか。たとえば仕事にしても、今まで楽しい/楽しくない、実績になる/ならないといったメリットやデメリットに目が向いていたところを、「別の誰かではなく、自分がやる意味ってなんだろう」「そもそも、今やっていることが社会にとって必要なのだろうか」といった、答えのない問いが浮かんでくるのです。双子座の人はもともと「考える」ということはお好きですから、自分なりに答えを見いだしてきたことでしょう。

2022年は、その「答え」を現実のなかで、主に仕事や社会貢献を通して活かしていくことになるでしょう。あれこれ模索するうちに「天職」と思えるものを見つけ、何ができるか、社会のなかでどうあるのがベストなのかを自分の力で実現していく人が多そうです。ヘッドハント、大幅なキャリアアップを実現するかたちでの転職をされる方も。この場合、単純に「マネジャー職で」とピンポイントで提示されるよりも、「大きなビジョンを皆で描いてほしい」といった、ふんわりした内容を打診されたほうが、今のあなたは意欲が持てることでしょう。新規事業に携わったり、他に類を見ない業態をスタートしたり、といったことは特に手腕が光ります。

仮に「いつもの仕事」で手一杯だったとしても、これまでとは違う問題意識を持ったり、社会のなかにある何らかの不条理を解決しようとするものです。特に8月から2023年3月までは、「闘いながらチャンスを勝ち取っていく」という時期に入ります。シビアな現実も、きっとたびたび訪れるでしょう。それでも「こんなこと、できるはずないよ」と理屈で自分を納得させてしまうのは、この時期の運には似合いません。世界はいつもあなたに対して開かれていて、わざわざ閉ざす必要はないのだということを、ぜひ覚えておいていただけたらと思います。

 

誰かは誰かの大切な人。そのなかで、次の夢を描く

「仕事が充実する時期」と聞くと、実は仕事以外のテーマを期待していた人、あるいは今は仕事から離れている人は、少しがっかりしてしまうでしょうか。もし、そんな気持ちにさせてしまった人がいらっしゃったらごめんなさい。もちろん、そうした人を悲しませるつもりはいっさいありません。人生にはいろいろなフェーズがありますね。恋が一番大事なときもありますし、頑張りすぎて心折れ、何もできなくなってしまうこともあります。誰にでも、いつでも起こりうることです。

私は思うのですが、仮に今は仕事から離れていたとしても、人は必ず社会のなかで生きています。お金を使ってものを買って、サービスを受けて、税金を払って、みんな誰かの役に立っている。子育て中の方も、リタイアした方も、療養中の方も、みんなで社会を構成しています。どんな形であってもすでに社会参加をなさっているわけです。その延長線上で、今のあなたにできる「貢献」をしていけるとき、と思っていてください。たとえば、エシカルな素材のものを選んで買う、フードロスを減らすといったこともひとつの貢献です。自分のためにすることが、社会のためにもなって、不思議な形で開運にもつながっていく。そんな面白い循環が、2022年はダイレクトに感じられるはずです。

この、運の循環ということが感じられるのは、5月中旬あたりからです。ここから10月まで、「夢を描く」時期が巡ってくるのです。これからかなえたい未来が次々と頭に浮かび、それが5月上旬までに考えた「社会のための何か」へとつながってきます。この時期は、何かをしようとすると、自動的に対人関係に恵まれることにもなっています。心を開いて話し合える仲間に恵まれるでしょう。

恋についても触れておきましょうか。新しい出会いが多そうです。仕事、友人関係が充実するためです。ただ、5月上旬までは仕事に気持ちが向かい、盛り上がりには欠けるかも。発展するとすれば5月中旬以降、友達関係から始まるでしょう。これまで友達としか思っていなかった人が急に気になり始めるなど、ちょっぴりドキドキするような展開もありそうです。意外なご縁も楽しんで。

 

KEY ACTION

5月まで
政治に関心を持つと、視野が変わってきそうです。国会中継を見たり、市区町村から出されている広報に目を通したりと、まずは「今、どうなっているのか」を総合的に押さえることから始めてください。予定される参院選もしっかり勉強して臨んでください。

5月以降
新しいデジタルガジェットを買ったり、すすめられたアプリをダウンロードしたりすると視野と人間関係が広がりそう。話題のネットサービスを試してみるのもいいでしょう。スマホにタブレット、オンライン会議用のイヤホンまで、あれこれリサーチしてみて。

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