乙女座 8.23〜9.22生まれ

運命の人は出会うものではなく「運命の人」にしていくもの

乙女座の2022年は人間関係に始まり、人間関係に終わる年です。年明けから5月上旬まではパートナーシップを強めたり、真摯に向き合える人とのご縁を深めていけたりする時期。5月中旬以降は、これまで出会った人とのかかわりがいっそう深まっていくときです。この時期、仕事で信頼できる“相棒”的存在、あるいは対等な目線で協力し合えるパートナーといい関係を結べる人はとても多いでしょうし、プライベートでも出会いや結婚、関係の進展などうれしい出来事が期待できます。思い返せば2021年、あなたは自分に課せられた役割を真摯にこなし、さらに周囲の人のためにも頑張ってきたはずですが、そこでの努力によって得た信頼がカギとなり関係性がよくなっていくという暗示も出ています。単純に運がよくなるというわけではなく、過去の努力がベースになるのです。いい兆候があったときは、ぜひ過去の自分をたくさん褒めてあげてください。

「こういう人間関係をつくっていきたい」という願望があるなら、できるだけ具体的に思い描き、そういう人がいる場所に足を運んでみたいところです。というのも、この時期に巡ってくる対人運は、何もしなくても望むような人間関係になる! 嫌な人が絶滅する! というものではありません。信頼し合える相手を「選択する」という意識が必要ですし、自分もまた尊重し合えるコミュニケーションを取るための資質を身につけていくことが必要です。今も十分すぐれた資質の持ち主ですが、たとえば他人に対して過度に神経質だったり、気分まかせの態度を取りがちだったりするのなら、2022年前半には反省するような出来事もときどき起こるのでしょう。そう、この時期に起こるトラブルは、ある意味「お知らせ」のようなもの。大切な関係を妨げているものはこれだよ、直していこうねと、運命が語りかけてきているのです。トラブルが起きると反射的に「悪いことだ」「早くなんとかしないと」と思ってしまうものですが、警告ではなくヒントをくれているサインと思って、しっかり把握して、繰り返さない努力をしていきたいところです。

恋愛においては、上半期は大きな動きがあります。特に2021年11月から2022年3月上旬までは、あなたの愛する能力がひときわ高まるとき。自分から行動して、愛をつかむときです。運命の人とは「出会う」のではなく、「運命の人にしていく」と思ったほうがいいでしょう。初めから100%の人と出会うのではなく、互いに努力をしてベストな距離感なり、接し方なりを見つけていく。相手のいいところを素直に受け入れ、自分もまた成長したいと考えて実行に移す、それでこそ、切れない絆が紡がれていきます。本気でパートナーシップを築いていきたい人にとっては、素晴らしい時期となるはずです。

 

信頼され、期待されてひと皮むける成長期

仕事においては、2021年のように葛藤の強いハードな状況はもう過ぎ去っています。ただ、2023年3月までは、コツコツとやるべきことをやる、着実に義務を果たすという空気は継続しますので、あなたらしい緻密さでしっかりこたえていってください。

1月から5月上旬までは人間関係が大きく広がり、交渉や議論といった場も増えていくでしょう。自分や自社の得ばかりを考えるよりも、お互いにとってメリットがある状態を目指すフェアな意識でいると、想定以上にいい結果を手にすることも可能だと思います。そうした努力が評判を呼んでか、5月中旬以降は「大抜擢」「引き立て」という暗示が出ています。チャンスをもらえたり、大事な役割を担うことになったりと、あなたという「人」を見込んでのオファーがもたらされるでしょう。おそらく、引き立ててくれた人はあなたの調整能力に賭けています。ハードルは決して低くない、むしろ高い壁が立ちはだかっているように見えるだろうと思うのですが、ぜひオファーを受けてみてはいかがでしょうか。この時期は、あなたが求めればいい助言も、“一子相伝の奥義”的な教えも、得られる時期です。乙女座の方は人にヘルプを求めることが得意ではないかもしれませんが、2021年の間に、自分にとって無理のない依頼の仕方を身につけたのではないでしょうか。おそらくご自分で思っている以上に、大きな力を身につけていますから、頑張ってみる価値は十分にあると思われます。巡ってくる運を、その手でつかみましょう。

 

KEY ACTION

5月まで
「同好の士」をつくることが開運につながります。「同じ作家が好き」でも「趣味が同じ」でも「勉強のライバル」でもなんでもOK。あなたが夢中に取り組むとき、同じテンションで語り合える仲間を持つことが、この時期は何よりあなたの心を鼓舞してくれます。

5月以降
体幹を鍛えることがひとつのカギに。ピラティスでも筋トレでも、体幹を意識して体を動かすアクティビティを毎日の生活に取り入れてみませんか。パーソナルトレーニングを受けるなどして、自分の体の状態を正しく把握するのもいいでしょう。

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