山羊座 12.22〜1.19生まれ

やわらかな共感のなか世界が広がっていく

「ちょっと面白いかも!」。始まりは、そんな小さな好奇心。でも、それがトリガーとなって活発に情報が行き来し、人の輪が広がりコミュニケーションが生じ……と、どんどん楽しくなってきます。1月から5月上旬は、フットワーク軽く行動を起こすたびに自分の世界が大きく広がり、未知のものに触れてびっくりしたり、ワクワクしたりすることになるでしょう。場合によっては、恋や仕事、自己実現などで大きな転機がもたらされることもありそうです。もちろんあなたが求めるならば……ということにはなりますが、アタマもココロもいつも活性化している雰囲気が、5月上旬までの空気には含まれているのです。SNSでの交流は、これまで以上に盛り上がるでしょう。趣味に関連したグループに参加したり、気が合いそうな人をフォローしたりと、アクションを起こすごとに面白くなってきそうです。カギとなるのは、「白黒つけたい」「はっきり言ってほしい」などと、曖昧さを排除するやり方のコミュニケーションはできるだけ避けること。この時期の対人関係は、ふわりと「感じる」もの。何もかもをさらけ出すような理解の仕方ではなく「ふんわり感じる」「なんとなくわかる」といった、ソフトフォーカスのやさしさを持ってこそ、いい関係にしていきやすいから。目に見えることだけが、理屈が通っていることばかりが、正しいわけではないのです。

さて、この時期の山羊座の人間関係において重要なテーマが、恋です。2021年11月から、山羊座は特別な「恋の季節」に入っています。「愛と美の星」と呼ばれる金星が、2022年3月頭まで山羊座の恋の後押しを続けているのです。恋を探している人にとってはまたとないチャンスであり、出会いの幅が広がることで期待も高まっていくでしょう。趣味のつながりでも、学びのつながりでも、共通の話題には事欠きません。何かと相談したり、教えたり教えてもらったりするうちにいつの間にか、気になる相手に変わっていくのです。ただ、前述のとおり「ふんわり感じる」「なんとなくわかる」といった、ソフトフォーカスのコミュニケーションの時期なので、少々曖昧な関係になりやすい一面もあるようです。年の前半は焦って先を急ぐようなことはせず、たくさん会話をして共感ポイントを増やし、「特別な知り合い」でいることに徹してみてもいいのかもしれません。ご縁がある場合は、5月末から6月下旬に進展が期待できます。結婚を考えているカップルであれば、5月中旬から10月いっぱいくらいで、将来の見通しについてお話ができそうです。ふんわりとしたソフトフォーカスの時期と、物事が動き出す時期。上手にバランスを取って、いい関係にしていきたいですね。

仕事においては、動きが多いときです。移動に出張など休みなく飛び回っているような状態で、よく言えばアクティブで刺激に富んだ時期、率直に言えばバタバタと落ち着かない時期ともいえるでしょう。ただ、人との接点が多い時期だけに学びや刺激は例年以上。新しい挑戦、転職や独立で大きく世界を広げたりする人も、多いだろうと思います。動けば動くほどチャンスも増えていくでしょう。

 

忙しい日々のなか自分の居場所をつくり上げていく

5月中旬から10月までは、あなたにとって「ホーム」と思える場所を巡って、変化が訪れやすいときです。たとえば引っ越しや増改築の話が持ち上がるのかもしれませんし、家族の転機を残りの皆で支えることになるのかもしれません。パートナーと住み始めたり、結婚を前提としてご挨拶に行ったり、なんてイベントが発生する人もいるでしょう。そこまで大きな変化を経験しない人も、大きな家具を購入したり、驚くレベルで持ち物を整理したり、といったことがありそうです。それが、自分の「ホーム」を整えるために必要な選択なのでしょうね。こんなふうに、5月上旬までは“外”に向けられていた目が、一転して“内”に向けられる時期です。生活の基盤を整えることで、運がよくなる時期と覚えておくとよさそうです。

一点、気になることを挙げるとすれば、8月から2023年3月にかけてのあなたが、オーバーワークになりやすい点。仕事量が急増して責任も増し、とても忙しい時期なのですが、あなた自身が妥協を知りません。100点満点のところを180点取りにいこうとしたりするやる気は素晴らしいのですが、体力の限界はよく把握しておけるといいですね。

 

KEY ACTION

5月まで
周りの人に相談することを少しずつ、取り入れていけるとよさそう。本気の相談ばかりでなく、「これ、どう思う?」と意見を聞いたり、「こんなことがあってね」と雑談をしたり、そんなふうに言葉を交わすことで生まれるミラクルがあるようです。

5月以降
自分のために時間を使う、ということがキーアクションに。ただ、ここでスマホをのぞいてしまうと「他人のために使う時間」になってしまうことも。今まで何をしても癒やされ感が薄かった人ほど、デジタルデトックスにチャレンジしてみるといいでしょう。

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