2022.01.22

牡羊座 3.21〜4.19生まれ

感じることも、動くこともどちらも大事にできたらいい

2021年末、スッと空気が澄んだような雰囲気になって、牡羊座のインスピレーションが研ぎ澄まされる季節に入ります。ここから5月上旬までは自らの心と向き合う精神的な学びの季節。そして5月中旬からは「今、自分の人生を生きているのだ」と実感できるような、ビビッドな行動の季節となります。夏以降は特に、心を燃やしてアクションを起こす機会が多く訪れ、持ち前の行動力や瞬発力が際立っていくことでしょう。言い方を変えれば、5月上旬までは「どこか自分らしくない季節」、5月中旬からは「とことん自分を生きる季節」といった表現もできるかもしれません。「深くかがみ込む季節」と「勢いよくジャンプする季節」なんてイメージも描けます。どちらもあなたにとって、必要不可欠な時間であることに変わりはありません。前半の精神的な学びの季節には「自分らしくないな」と思うこともあるでしょう。でも、自らと向き合わず進んだ行く末はあやふやで、当たりはずれが大きいもの。当たった、はずれたとドラマティックな展開を楽しむのもまた人生ですが、まずは心で感じる時間も、体で動く時間も、それぞれに意味を見出して大事にしていきましょう。

さて、1月から5月上旬までを詳しく見てまいりましょう。この時期は自らの本心や過去と徹底的に向き合う時期。直近12年ほどの自分が歩んできた道のりを「総決算」するような時期と考えていいでしょう。喜びや達成感は、何度思い出してもよいものです。一方で、今も胸を離れない後悔や、とても直視できなかった悲しみとまた向き合う時間も訪れるでしょう。でも、そうした記憶はあなたを苦しめるためではなく、そのときどきで頑張ってきた自分を再確認するために蘇ってくるもののようです。今も忘れずにいるのは、そのテーマに全力で向き合ったから。真剣だった証拠です。

思えばどんなときも、あなたはそのときどきで誠心誠意、頑張っていらっしゃいましたね。時に暴走して失敗してしまったり、人とぶつかったりしたこともあったでしょう。でも、すべての瞬間が間違いだったわけではありません。5月上旬までは、これまでの自分をたくさん、認めてあげられると素敵です。

歩み出そう、12年に一度の挑戦の季節へ

５月中旬以降、パッと雰囲気が変わります。「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星が牡羊座に巡り、自分が目指す方向へまっすぐに進んでいける時期がスタートします。ここから１０月まで、それから１２月下旬から２０２３年５月までの時期は、「考えるよりもまずは動いてみる」という、あなたらしい生き方を最大限発揮していけるときです。あなたが動こうと思えば、不思議とそれに見合うチャンスも巡ってくるでしょう。必要な出会いもひらめきも、ちゃんと気づくことができるはずです。特に、８月から２０２３年春にかけては素晴らしい情報や学びがたくさん得られるとき。体も頭もフルスロットルの充実した季節になることでしょう。

おそらくですが、２０２３年５月まで、仕事面でも恋愛面でも、重要かつ幸運につなげていける局面がいくつも訪れるはずです。たとえば転職や独立、昇進といったキャリアにおける躍進。結婚や独り立ちといった、人生の節目……もちろんあなたが望むなら、という話ではありますが。なかには離婚や離別など、一見すると「よくないこと」を経験する人もいるでしょう。ただ、たとえば離婚を経て自分らしい生き方を取り戻せる人もいます。自分を苦しめる状況を抜け出し、信頼できるパートナーと再度、結ばれる人もいます。起こったことを簡単にいい・悪いとジャッジせず、「自分にとって、どうするのが幸せか？」をとことん考え抜くことが、本当の幸せにつながっていくのだと思います。

ちなみに、木星が巡ってくる時期に多くの人が口にされるのが「メチャクチャ忙しくて、毎日が必死で幸運どころではなかった」といったこと。そう、運がよいほうに動く時期というのは、忙しいのです。転機もチャンスも、やるべきことをたくさん連れてきます。忙しいのが、運がいい証拠なんですね。
「ああ、２０２２年は確かに、自分にとっていい時期だったな」と思えるのは、おそらく２０２３年の後半になってからのことでしょう。すぐに手ごたえがなくても、落ち込んだりしなくて大丈夫。あなたはいい流れのなかにいます。まっすぐに、歩んでいきましょう。