射手座 11.23〜12.21生まれ

自分の基盤をつくりながら毎日を大切に生きる

2022年前半、射手座の人は忙しい時期を終え、久しぶりに……なんて言ったら叱られてしまうかもしれませんが、家のなかや生活全体をよく見つめるようになるのではないでしょうか。思考回路をフルスロットルで動いた2021年、ちょっと家のなかが荒れがちだったり、整理整頓は行き届いていてもベストな状態とは言えなかったり、といった方が多いようにお見受けします。それらに目を配り、いらなくなったものを片づけ、ほっと一息。そこが、2022年の射手座のスタートラインになると思います。というのも、1月から5月上旬にかけては、射手座にとって「ホーム」と呼べる場所に軸足が置かれるから。星占いでは精神的な意味合いで「自分の原点」「拠って立つ場所」なんて解釈をしますが、そのまま「住まい」「ルーツとなる土地」を意味することもあります。軸足を置く部分、根っことなる部分、そこが揺らいでいては、一歩踏み出すぞというときに安定しません。疲れて帰ってきても、ホッとするより気持ちが荒んでしまうこともあるでしょう。自分が自分でいるために。新しい一歩を踏み出すために。暮らしや環境を整えていくとよさそうです。そして1月、2月はショッピング運が巡っています。1月は生活にゆとりや豊かさをもたらすものは何か、「なんとなく」で買ってしまっていないかを見直すタイミング。2月はずっと探していたものが見つかるなど、お買い物でうれしいことが多いようです。

こうした「ホーム」の改善は、2019年頃から「生活改善」という形で、あなたにとって大きな課題となっていたかもしれません。やりたいことを続けていくために、健やかな精神で自分や人を愛せるよう、抜本的な改革を必要とする星回りとなっています。住まいと生活は切っても切り離せないもの。長期的な視野で改革を図ってみると、いいアクションができるはずです。

ちなみにこの「ホーム」には、職場や所属している組織も含まれます。「職場が家だなんて……」と絶望された方は落ち着いてください。よく「ウチではね」なんて言葉で、自分の会社や学校、サークルなどのことを話すことってありませんか。自分にとって慣れ親しんだ場所も、管轄内にあるのです。

1月から5月上旬、職場を居心地よく整えたり、空気を入れ替えて気持ちよく働けるようにしたりするのはとてもいいことです。リモートワークの人も、お仕事スペースにちょっと手を加えてみてもいいかもしれません。そして、職場の人間関係も安定したよいものとなっていくでしょう。ただ、職場の人間関係を選べることは少なく、ひとりで頑張ってどうにかなるものでもありません。もし、あなたの気分を害するような人が絶対的な権力を握っていたり、そもそもそういった社風であったりするならば、転職を考えてみてもいいでしょう。その場合、私からひとつお願いなのですが、「逃げる」と思わないでください。あなたは「選択する」のです。自分を大切にしてくれる人を、環境を、自らの手できちんと選び取っていくんです。その努力と決意を「逃げる」だなんて、わざわざ自分をいじめるような言葉で表現しなくても大丈夫です。そんなことをしたら、かわいそうじゃないですか。なお、これはあらゆる「ホーム」について、当てはまることです。

 

愛とクリエイティブの季節が幕を開ける5月

5月中旬、パッと扉を開け放つようにして、愛の季節がスタートします。実はここから2023年5月上旬まで、射手座の人の恋愛運はずっとよくて……なんて申し上げたら「またまた〜!」なんて思われてしまいそうですが、実際ずっといいのです。もちろんアップダウンはあって、課題を抱えた恋であれば悩みと向き合うような出来事もあって、キラキラとしたハッピーな時間ばかりではないのでしょう。でも、この時期のあなたが自分にとってベストな愛を育んでいきたいと考えたとき、チャンスは意外なほど身近で、手の届く範囲にあると思います。2022年後半においてのポイントは「自分から行動を起こす」こと。射手座の人は、好きになったら行動を起こしてナンボですから、そんなことは言われるまでもなく平常運転でしょうか。とにかくきっと楽しい時期にできますから、幸せになるつもりで日々を生きていきましょう。射手座らしさが肯定される愛を、全身で味わっていこうではありませんか。

 

KEY ACTION

5月まで
座り心地のいいソファやクッションを手に入れるのがおすすめ。クッションカバーを季節に合わせて替えたり、古びたソファは座面を張り替えたりするのもいいでしょう。ちょっと腰をかけてひと休み。時には居眠りもしちゃったりして、そんな時間を大切に。

5月以降
「いい音を出す」ということがキーアクションに。楽器を演奏したり、歌を歌ったりするのはとてもいいですね。ほか、鈴を鳴らす、神社で柏手を打つ、砂利道を歩くといったこともいいでしょう。気分を変えたいときは手をパン!と鳴らすとすっきりします。

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