蠍座 10.24〜11.22生まれ

人生に夢中になろう。愛も、やりたいことも

最近、あなたが夢中になったことはなんでしょうか。こだわりの強いあなたなら、一度ハマったらとことん！ということも多いと思うのですが、２０２２年前半はその「夢中」がさらに増え、毎日を彩ってくれることになっています。２０２１年の年の瀬も押し迫った頃、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星があなたの「愛と自己表現」というテーマを後押しし、大好きなものや人との関係、あなたらしく生きることなどを力強く後押ししてくれるからです。この星回りは５月上旬まで続きます。この間、素敵だなと感じる人に出会える人はとても多いですし、とことん打ち込める趣味を見つける人もいます。長く続けてきた趣味を仕事にできる人もいるでしょう。デザインやものづくりなどクリエイティブなお仕事をされている人は、５月上旬までと１１月から１２月中旬はまたとない頑張りどき。自分にしかできない、素晴らしいアイデアが泉のように湧いてきますから、思い切りセンスを発揮してください。また、お子さんをお持ちの方は素晴らしい思い出をつくれることでしょう。楽しい予定をたくさん入れてみると、生活にメリハリがつきそうです。

なんだか楽しいことばかり書いていて、そろそろ「できすぎなのでは!?」なんて言われてしまいそうですが、ここまで書いたことに共通しているのは「あなたを表現すること」です。愛は、「好きです」というあなたの気持ちを表現すること。趣味も、クリエイティブなお仕事も、自分自身の表現ですね。お子さんのことを「表現」というのはいささか問題があるように聞こえてしまうかもしれませんが、もちろん大切なお子さんをモノ扱いしているわけではありません。あなたが生み出し、心を尽くして大切に育てた存在という意味合いから、星占いでは自分を表現する概念の一部として区分けがされています。こうしたことに、暖かく強い追い風が吹くのが、２０２２年の蠍座の人々です。何かに打ち込むことが、人間関係における「自由」をもたらすこともきっとあるのでしょう。

なお、蠍座の人々に「中途半端」はありません。２０２２年はさまざまなことにとことん打ち込み日々を充実させていくはずですが、「どっぷりハマりやすい」傾向も。たとえば服装や髪型がどうでもよくなったり、観葉植物を枯らしたりと、生活にこまやかな目が行き届かなくなったときは、ちょっぴり自分を振り返ってみてもいいかもしれません。

愛に重きを置いている人にとっては、非常に実りある年にあたっています。１月から６月、１１月から１２月にかけて、チャンスは至るところにあるでしょう。自分がどういった愛のあり方を望んでいるのか、理想のパートナーシップはどういうものか。そういったものを、しっかりイメージすることもいい出会いや進展につながります。法律婚ではなく事実婚や、婚姻にとらわれないパートナーシップがベストと思っているのなら、それが実現しやすいときと言えるでしょう。幸せになることに、我慢や妥協はせずにいましょうね。

背負うものが増えるから大きく成長していける

５月中旬以降、気持ちをシュッと引き締めるような出来事が多くなるでしょう。仕事や家事など「やるべきこと」が急に増えてくるのです。単純に仕事量が増える人もいれば、責任や役割が増えて忙しくなる人もいるでしょう。仕事内容が変わることも考えられますし、家族や恋人など身近な人をサポートすることに労力を割くことも考えられます。もう十分忙しいのですが、「自分が守らなければ」と強い衝動に駆られて、放っておけないのでしょうね。多忙なことは確かですが、こういう時期だからこそ、あなたの「ちょっとやそっとのことでは動じない粘り強さ」が活きるのかもしれません。

覚えておいていただきたいのは、ここでの忙しさは「調整可能」ということです。特に５月は、ガッツリと話し合い、やるべきことと誰かに任せることを思い切って切り分けるにはいいタイミングでしょう。

あなたはやさしい人ですが、課せられたことをそのまま受け取るばかりがベストな解決法ではないだろうと思います。時に、命じられたことは些末なことで、メスを入れるべきは「相手が言語化していないけど、本当に大事なこと」だったりするかもしれません。話し合うことで「隠れた課題」を引き出し、ベストを尽くす。そうしたことが、この時期はできるのだろうと思います。