行動パターンは似ているものの、価値観やノリが違う2人です。お互いが顔見知りだったり、同僚やクラスメートといった関係だったりと、仲良しというほどでもない関係のときは「いつも同じところで会うね」「こういうこと、やりがちだよね」と不思議と一致点が多いように感じるでしょう。いわゆる“あるある”が多いのです。ただ、仲良くなって距離が近づくほど「ハァ!?」と思うことが増えやすい傾向も。行動パターンは似ているものの、人生における選択や、運命というものに対して受動的か、能動的かといったあたりが違うので、お互いに「なんでこうしないの?」「なんでそんなことするの!?」と思いがちなのです。
ただ、2人にとってお互いの存在は「克服できる困難」です。永遠にわかり合えない、一致点がないということではありません。「自分ならこうするのに」と自分のやり方メインで考えるのではなく「よきライバル」「敵ながらあっぱれ」といったスタンスを取れると、衝突も「いい刺激」として受け止められるようになるでしょう。そして克服するごとに、絆は強まります。
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ツーショットの写真を入れるためのフォトフレームや、帰宅時にお互いのカギを入れておくキートレーなど、「お互いのものをひとつにする」エリアを作っておくと、「いろいろ腹が立つこともあるけれど、縁があるんだよね」ということを無意識のうちに考えるように。接するストレスも減らすことができます。そして、2人で過ごす時間が長くなるほどに「私は選ばない選択肢だけど、振り返ってみるとこの人の選択は正しかったな」などと、相手を理解する要素も増えていくでしょう。