九星気学でひもとく、2024年の運気の流れ

九星気学で2024年を好転! 「はじまり」の年である2024年は、みずから行動し成長を加速させて

古代中国でその大元となる考え方が生まれ、日本で発展した九星気学。一白水星から九紫火星まで、9つの概念的な星で世の中の動きや人の運勢を占います。2024年は三碧木星の年。新しいものの萌芽と発展を意味します。一方、暦の干支(かんし)でいえば2024年は甲辰の年。干支というのは十干(天の気)と十二支(地の気)を組み合わせたもので、天の気──天を支配する気は「甲」、地の気──地を支配する気は「辰」となっています。

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天の気である「甲」は甲乙丙丁……と続く十干のサイクルのトップバッター。新たなサイクルに入る勢いは、天に向かってまっすぐに伸びていく樹木をイメージさせるもの。そこに加わる地の気の「辰」は、架空の動物ならではのリミットレスの勢いで、大地を震わせ天空を駆け巡る勢いをイメージさせるものとなっています。現状に飽き足ることなく、みずから新しいサイクルに乗っていく。胸が震えるような出来事を、選び取っていく。それでこそ、素晴らしい2024年にしていけるでしょう。折しも年度末・年度始めという節目の時期が目の前です。お正月とはまた違う、「社会というシステムのなかでの1年が視野に入りつつある方も多いでしょう。九星気学を使って、良い発展のサイクルに乗ってみませんか。

発展のサイクルに乗るための、5つの開運アクション

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1. 早い時期に行動することで、時間を味方につける

「音速」という言葉があります。私たちが走って移動する距離、ものを投げたら飛んでいく距離よりもはるかに速い速度で、音は届きます。三碧木星はまさに、そうした音の性質を持った年。行動を起こしたことが想像以上に早く周囲に影響を与えたり、思わぬところに届いてチャンスが巡ってきたりするでしょう。想像できる、目に見えるものだけが希望とは限りません。仕込んでおいたものが、未来の思いもよらないところで発現する可能性は無限大。年のできるだけ早い時期に、たくさん行動を起こしておくといいでしょう。

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2. 高みを目指し、発展させる

甲辰の年の「甲」は、空に向かって高く高く伸びる樹木を象徴します。三碧木星も「木」ですが、こちらは若木を意味します。今、安定しているものもぐんぐん伸ばしていける時期と考えていいでしょう。生きていると、さまざまな制限が目の前に立ちはだかります。ときに、やる気をゆっくりと抑え込まれるような環境もあるでしょうか。それでも「頑張ってもムダなのでは」と思ったときほど、制限のない高い空を目指してみるのもいいだろうと思います。生えた場所から動けない木と違い、私たちは動くことができます。高い空の見える場所へ、いつだって行けるのです。

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3. 発するも受けるも、言霊を信じる

九星気学の9つの星は、それぞれが世界のさまざまなものを象徴しています。たとえば天象でいえば、あたり一面に響き渡る雷や大地の鳴動。甲辰の「辰」の字も、もともとは「震」が語源です。空気を震わせるものといえば、音。このことから、楽器や美しくさえずる鳥類も三碧木星の管轄です。こうした星回りに合わせた行動をすることでツキに恵まれやすくなります。たとえば願いはどんどん口に出すほうがいいでしょう。空気を震わせて、世に出すことでチャンスやキーパーソンにつながりやすくなります。逆に言えば、わざわざ言わなくてもいいようなネガティブ発言は、思っても口に出す前に「これはナシ!」なんて思っておくのも、いい選択となりそうです。

4. 夢を、未来を育てる

三碧木星の年は「無から有が顕現する」という意味合いがあります。ここまで培ったものがようやく芽生える人も多いだろうと思うのですが、それらはまだ世に出たばかり。どう育てていくかは、あなた次第です。「運命はあらかじめ決まっている」と考える人もいますが、ここは「どう切り開くか」「どんな夢を描くか」次第で、想像以上の未来につなげていきやすい年と思っておくと、普段以上に充実した1年となるでしょう。

5. 今こそ、初心を思い出す

 「甲」は十干のサイクルの始まりで……などと言っても、すべてが新しく始まるものばかりでもありませんね。昨日と今日は地続きであり、努力は積み重ねるものであり、連綿と続く大切なことのほうがずっとずっと多いのだろうと思います。新しいことばかりに、価値があるわけじゃない。ただ、初心を忘れずにいることは、どんなフェーズにいてもできる開運アクションです。初めてこの場所の扉を開けたときの、怖いほどの胸の鼓動を。初めて出会ったときの、ピュアなときめきを。初めて目にしたときの、心を射抜かれるようなファースト・インプレッションを。それらを思い出すとき、特別な運が宿るのだろうと思います。

 

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