【フランチェスカ先生よりご挨拶】「アモーレ占星術、次なるステージへ」

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illustration: Maya Shibasaki

“心の時代”とともにフィナーレを迎える、アモーレ占い

皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

まずは能登半島地震で被災された方々とそのご家族に、1日も早く穏やかな生活が戻るようお祈り申し上げます。

さて、そんな折に突然のご報告で心苦しいのですが、長い間ご愛読いただいたこの連載「アモーレ占星術」は、2024年2月末をもって終了いたします。

編集部からの依頼もあり、今日は連載を辞める理由と、「これからの地球の流れ」について、お話させていただきますね。

2020年12月のグレートコンジャンクション以降、地球が「地の時代」から「風の時代」にガラッとシフトしたことは皆さん、ご存じですね?

先日1月21日に冥王星が水瓶座に移ったことで、旧から新へ、ますます変化の潮流は勢いを増します。今年から2025年にかけては「様変わり」どころでなく「激変」です。価値観や社会のプラットフォームが「180度変わる」と言っても、大げさではないでしょう。

これから世界は「心の時代(スピリットの時代)」になります。

それは欲望と恐怖に振り回されるエゴベースの生き方を手放して、私たち本来の人間性や霊性を取り戻し、動物や自然とも調和しながら、朗らかに、穏やかに生きていく時代。

もっと言えば、閉じていたハートを開き、宇宙という広大なモザイクの「豊かで完璧な調和」を思い出して、その豊かな流れに身を委ねていくときです。 

今現在、よい変化が起きているとは思えない方も多いと思いますが、地球自体は確実に流れに乗り、良い悪いで言うなら「良い方(ポジティブな上昇する流れ)」に向かっているんですよ。

ここで一度、宇宙の視点から今の地球を眺めてみましょう。

地球は過去約13000年ほど「陰の周期」と呼ばれる、ヒエラルキーシステムの中であらゆるネガティブ(分離)を体験する段階にありましたが、そのタームは2012年頃に終了。

そこから、ポジティブもネガティブもまるっと全て統合して、愛と調和と自由を極める「陽の周期」に入りました。この「陽の周期」も、約13000年間続きます。

「統合に向かう地球」に合わせた進化

繰り返し「これから世界は二極化するよ」と申し上げてきたのは、そういうこと。「統合」に向かう地球についていく人と、「分離」の世界を離れたくない人に分かれるからこそ「世界は二極化」なんですね。

さて、この流れを受けて、ここ数年「西洋占星術の方程式」に当てはまらない人が続出しています。本来であれば、最高に良い流れなのに最悪な体験をしている人や、台風クラスの強風を逆手にとって飛躍する人が増えているのです。

これ、どうしてだと思います?

地球が「陰の周期」だった頃、文字通り地球は日陰にいたため、「ソース(宇宙の根源)」の光はあまり届きませんでした。だから、人間は西洋占星術のベースである太陽系の天体の影響をもろに受けました。

しかし、地球が「陽の周期」に転じ、「ソース(宇宙の根源)」からの光がふんだんに降り注ぐようになってからは、太陽系の天体の影響よりも上位概念で、よりパワフルな「宇宙の法則」がビシバシ効いてくるようになりました。

 「宇宙の法則」とは文字通り、この宇宙の普遍的な法則です。

例えば、この宇宙では「自分の放ったものが自分に戻ってくる(自分の蒔いた種は自分で刈り取らないといけない)」という法則があります。だから、地球を覆っていたバリアが壊れた今、過去に作ったカルマの直撃を受けて、西洋占星術的に「よい流れ」にあるのに、真逆な体験をしている人が多いのです。

また反対に、過去に積みあげたよいカルマが一気に開花して、「最悪な向かい風」から最高に高く浮上する人もいます。

つまり「陽の周期」に入った地球では「宇宙の法則」に則って、その法則を活かして生きているかどうかが運の良しあしの決め手。天体の作用が消えたわけではないものの、その影響は副次的なものになったと言えるでしょう――時代が変わったのです。

というわけで「星座ごとに未来の良し悪しを占うこと」が、私にはいまいちしっくり来なくなってしまいました。

各星座に向けたメッセージだけではなく、西洋占星術の枠を超えた、よりダイレクトな「宇宙とつながって、宇宙の流れに乗って生きる方法を皆さんにお伝えしたいのです。

そこで、誠に勝手ながら、13年間続けてさせていただいた「アモーレ占星術」を卒業させていただく運びとなりました。昨年から編集部とタイミングを相談しておりましたが、この2月をもって終了となります。

2024年から2025年かけての変化

 

さあ、そして2024年~2025年にかけての流れについて!

繰り返しになりますが、地球は完全に「愛と調和と自由」の流れに乗っています。その地球について行くのも行かないのも個人の自由ですが、地球に同調しなければ――つまり、欲望と恐怖に根差したエゴベースの生き方を続けるならば――「猛烈な逆流をかき分けて進む」こととなるため、これからはより苦しくなるでしょう。

地球と同調する「愛と調和と自由」ベースの生き方は、自分のハイヤーセルフとつながって、誰にでも必ず付いているスピリットガイドらの叡智を借りながら、ラクに朗らかに楽しんで生きるスタイルになります。

より嚙み砕いて言うと「直感/直観に従いながらJoyfullに、クリエイティブに生きる人生」です。

実は誰にでも「直感/直観」という形で、ハイヤーセルフやスピリットガイドからのガイダンスが届いていますが、無視し続けると受け取れなくなっちゃいます。その「回路」を復活させる時が今なのです。

そして、宇宙の流れに乗る――とは、ハイヤーセルフとつながって高次の導きを受けながら、エゴではなく、魂が満足するように生きること。私たちは大変まれなことに、それができるようになる転換期に生まれてきたのですね。

今年から来年にかけて、日本列島の大地からレムリアンシードクリスタルの2本の石柱がドーンと立ち上り、天(宇宙)と地球を結ぶ「光の柱」となるようです。

これは女性性と男性性や、陰陽のようなあらゆる二極性が完全に統合された意識の象徴で、太古の時代から日本に眠っていたエネルギー。この意識が桃源郷のような、自然と人間が仲良く調和し、私たち一人ひとりがモザイクとなって、宇宙の完全性を体現する世界を創っていくイメージが浮かびます。

そして、日本各地に同様の「光の柱」を体現する人たちが現れて、この「光の柱」が多いエリアほど、旧から新へのシフトがスムーズに穏やかに進むようです。つまり、あなたが「光の柱」になっていれば、激動期でもスムーズに移行できますし、太陽星座が何座であっても、必ず魂の喜ぶ道が開けていくでしょう。

「光の柱」となるにはハイヤーセルフとのつながりを取り戻すことがマストで、そのためにはまず「直感/直観」に耳を傾けること。そして、エゴを手放していく必要があります。エゴはすべてを自分がコントロールできる、解決できると思っていますが、そもそもエゴはスタンドアローンのコンピュータのようなもの。宇宙の叡智とは繋がっていないので、司令官の役割は担えません。本来のエゴの役割は、「直感/直観」を通してハイヤーセルフから受け取ったガイダンスを行動に移す実行部隊なのです。

このことに関しては、まだまだお伝えしたいことがありますが、長くなるので、ご興味がある方はnoteにまとめてあるこちらをご覧ください。私の今後の活動もnoteで告知します。

読者の皆さん、この連載を長い間楽しんでくださって、本当にありがとうございました。皆さんの目には見えない応援は、執筆の励みでしたよ!

編集部の皆さん、会ったことがないスタッフの皆さんにも感謝申し上げます。

これからもSPUR & SPUR.JP、そしてフランチェスカ・レオーネ・モリモトの活動をどうぞ応援してくださいね。

皆さんとまた新たな形でお会いする日を楽しみにしています!

 

フランチェスカ・レオーネ・モリモト

https://note.com/francesca530/

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