これからは「精神・意思」が「物質」の上に立つため、意識の持ち方や自分のエナジーの状態次第で体験する現実が如実に変わっていきます。平たく言うと、宇宙の法則に則って「意識が現実を作り出す」が当たり前の世界になるのです。ワーオ！

ですから、以前の価値観のサバイバルモードのまま、終わりゆく古い世界にしがみついていれば、今後経験する「サバイバル」はより過酷になっていくでしょう。

そういう意味で、今年後半は誰にとっても重要な選択の局面。

「なんで人生をかけてサバイバルゲームをしなきゃいけないの？　もっと楽しんだり、愛しあったり、笑いあいたい」と軽やかに古い世界を卒業し、「新世界」に適した生き方をしていくか、「変化する怖さより、ツラくても慣れている世界がいい」と現状維持を選ぶか、決めるタイミングなのです。

私はもちろん前者をおすすめしますが、どちらを選んでもいいのですよ――宇宙の大原則は「自由意志尊重」ですからね。

さて「新世界に進む」と決めた人は、これから日々、これまで決してあなたを幸せにはしなかったルールや常識を手放していきましょう――モヤモヤや違和感を無視しないで。

2021年１月まで牡羊座に滞在する火星は、私たちの最高に気高く勇敢な性質と、人生を切り開く力を高めてくれます。人の期待に縛られ、また依存して、不満を抱える結果になりがちな人は、この火星の力を生かして、よき方向に舵を切りましょう。人の言葉ではなく、自分の魂の声に従って！

さらに、今年後半も私たちは、制限の中で生きることになると思います。しかし、山羊座の土星の長所である「あるがままを受け入れて内省する強さ」を生かせば、大変な状況はチャンスに変わります。

また、今後は宇宙から流れ込んでくる「叡智」を頼り、取り入れるほうがラクに流れに乗れます。そのためには思考（自我＝エゴ）の限界を認めて謙虚になり、人知を超えた世界に心を開いておく――マインドフルネスでいる――ほうがいいでしょう。

最後に、最も重要なことは「望まないこと」ではなく、思っただけで自動的に喜びが湧き、心が明るくなる「望ましい状態」に日々意識を合わせ、心が明るく軽くなることを「実際にやる」ことです。

では、「新世界」に向かうよい旅を！