このコラムでも何度かお伝えしてきましたが、2023年は「トランスサタニアン」と呼ばれる天王星、海王星、冥王星の動きを知ることが大事。なかでも、「破壊と再生」を象徴する冥王星の水瓶座入りは大きなトピックで、占星術界隈、星占い好きの間でも話題が絶えませんでしたが、ついに、3月23日に起こります。
水晶玉子さんと石井ゆかりのスペシャル対談:『トランスサタニアン」のお告げ。2023年のその先を読む』でも、注目されていました。
「破壊と再生」を象徴する冥王星が、「社会」を表す山羊座から、「自由と平等」を象徴する水瓶座へと移ります。(略)冥王星山羊座時代には古い社会通念が崩れ、世の中が大きく変わりました。今回の冥王星・水瓶座時代の新しい価値観の中で、世の中がどう再構築されていくのか、未知の世界……という観じでとても気になります。(水晶さん)
(略)前回の冥王星水瓶座時代には、アメリカの独立戦争やフランス革命、人権宣言が起こり、世界的に大きなパラダイムシフトがありました。ひとつの世界だと思っていたものが分離したり、人権という考え方ができたりしたのが前回の冥王星水瓶座時代と考えると、今、権利や人権がクローズアップされてきているのも「なるほど」と思います。(石井さん)
過去を振り返ると、冥王星が水瓶座に入ったときに歴史や社会が大きく動きましたが果たして今回は何が起こるのか……今の社会情勢を見ると不安がないとは言い切れませんが、変化を恐れるだけでなく進歩ととらえ、まずは自身を様々な思い込みから解き放つのが必要なのかもしれません。
例えば、このタイミングで、ChatGPTが一世を風靡していますが、デジタルを象徴する水瓶座時代らしい動き。AIが人間の仕事をうばうというネガティブな意見がある一方、人間をサポートし作業効率があがると喜ぶ人もいます。
冥王星が水瓶座から移動するのは、約20年後の2043年。自分の年齢に20年たすと……ぞっとしますが、今後20年で起こる大きなシフトチェンジの波を上手く心地よくのりこなせるかがポイントになりそう。そのスタートとなる2023年は大事な年なんだと改め実感させられます。
そこで何度も読みたくなるのが、水晶玉子さんと石井ゆかりのスペシャル対談。「トランスサタニアン」の動きの解説もさることながら、ふたりからのスペシャルメッセージは、繰り返し読む度に心に染みいります。見返してみると、大きな気づきやヒントを得られるので、おすすめです!(編集R)