【6/25(水)蟹座新月】蟹座木星期の一年にむけて、「安心」を得るための種まきが始まる【今週の占い便り 6/17〜】

2025年6月25日(水)、蟹座で新月が起こります。この新月は、特別。なぜなら、前回のコラムでもお伝えしたように、6月10日には、拡大と幸運の星・木星が蟹座に入り、新たな一年の流れが動き出しているからです。「はじまり」を表すふたつの天体イベントが同じ蟹座で起こることの影響について考えてみました。

2025年6月25日(水)、蟹座で新月が起こります。この新月は、特別。なぜなら、前回のコラムでもお伝えしたように、6月10日には、拡大と幸運の星・木星が蟹座に入り、新たな一年の流れが動き出しているからです。「はじまり」を表すふたつの天体イベントが同じ蟹座で起こることの影響について考えてみました。

【6/25(水)蟹座新月】蟹座木星期の一の画像_1
Oksana Alekseeva / Shutterstock.com

新月は何か新しいことを始めるのに最適なタイミングです。蟹座で起こるときは、家庭・感情・内なる満足といった内側のテーマに焦点が当たります。今回の新月は木星の後押しを受けていますが、蟹座は木星が「高揚」する地(力を最大限に発揮しやすい場所)でもあるので、それらに関することを始めるのに、拍車がかかる期間ともいえそうです。身近な人とのつながり、心のよりどころを象徴します。言い換えると“安心して戻れる場所”をどう築くかについての行動を起こすとで、この新月を有意義に過ごすことができます。

月のサイクルは約2週間ですが、今回は木星の蟹座入りのタイミングですので、短期的ではなく長期的な視点で計画した行動を起こすのも吉。木星は2026年6月まで約1年間、蟹座にとどまりますから“自分にとっての安全地帯”をどう築き、どう広げていくかについて、少し長いスパンで検討するとよいでしょう。もちろん、計画だけではなく、その第一歩を踏み出すのもOK。この新月の過ごし方が、これから一年の鍵になるのです。

たとえば、最近ちょっと疲れているな、と感じていたら、その原因を根本から見直すチャンスかもしれません。単に「休む」だけでなく、自分が落ち着ける部屋や時間を確保できているか。心の奥で満たされているかどうか。その部分を整えると、この新月からの一年間を心地よく過ごせるでしょう。

ほかにも、「自分の望む一年間(今年の6月〜来年の6月)」を手帳やノートに書き出してみることもおすすめ。感情のままに、思いついたことをどんどん書いてみてください。家族との時間をもっと増やしたい、落ち着ける部屋をつくりたい、心から信頼できる人と深く関わりたい――そうした願いは、いま芽を出し始めたばかりの種のようなもの。新月は“種まき”のタイミングでもあるので、現実化する手助けとなるはず。

蟹座木星期の中で起こる最初の蟹座新月は、スピードを求められ変化の激しい時代だからこそ、「安心できる時間」がどれだけ大切かを教えてくれるようです。がんばることも素敵だけれど、そのがんばりを支えるのは“内なる拠点”があればこそ。自分の感情をないがしろにせず、新しい「安心」得るための種まきをして、“自分の内側”を育ててみてはいかがでしょうか。(編集R)