ゴールドのピコ(円錐)とクル カレ(四角錐)モチーフからなる、相反する二面性を持つジュエリー。そのシンプルな佇まいに込められた、職人による手の込んだアプローチとは。 ========================= ブランド : Cartier(カルティエ)コレクション : CLASH DE CARTIER(クラッシュ ドゥ カルティエ)コレクションの誕生年 : 2019年原産国 : フランス素材 :ホワイトゴールド, イエローゴールド, ピンクゴールド価格 : ¥583,000 〜 ¥1,597,200 ========================= "クラッシュ ドゥ カルティエ"の二面性が感性を刺激する (右)"クラッシュ ドゥ カルティエ"リング〈WG〉¥583,000・(中)"クラッシュ ドゥ カルティエ"リング〈YG〉¥671,000・(左)"クラッシュ ドゥ カルティエ"リング〈PG〉¥1,597,200/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) カルティエの重要なデザインコードのひとつ、モダニティ。20世紀初頭から、時代の空気をいち早く反映したデザインが私たちを魅了してきた。その最新形ともいうべきコレクションが、"クラッシュ ドゥ カルティエ"だ。ピコとクル カレという幾何学的なモチーフを用いて、直線と曲線のように相反する要素の組み合わせから生まれる二面性を、遊び心を加えつつスタイリッシュに表現している。 "クラッシュ ドゥ カルティエ"リング〈PG〉¥1,597,200/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) このコレクションに属する多くのピースが、可動性を備えている。たとえば上のリングのピコ モチーフは連結されているにもかかわらず、動くように作られている。このメカニズムは、別々に製作して研磨を施した各エレメントを、巧みに組み合わせることで実現。ピコ モチーフは磁化させて留め合わせている。 またクル カレは、研磨の工程を繰り返すことで輝きを増し、建築物のようなラインにやわらかさを与えて、肌に心地よい装着感をもたらした。それぞれのエレメントの配置、バランス、調和のとれたボリュームなど、サイズと仕上げの段階にも高度なテクニックが施されている。 すべての工程に新たなサヴォアフェールとそのための道具が開発されたことからも、このコレクションに費やされた労力がうかがえる。職人の技を結集した作品に発揮された、メゾンの実力を体感したい。 「ジュエリーを巡る冒険」をもっと見る 【カルティエ】の職人技が結集した名作ジュエリー、「クラッシュ ドゥ カルティエ」 【ティファニー】の永遠の愛のシンボル。「ジャン・シュランバージェ バイ ティファニー」 【シャネル】の名品ジュエリー「コメット コレクション」の魅力 【ショーメ】現代にフィットするミツバチのジュエリー「ビー マイ ラブ」 【ルイ・ヴィトン】新世代のジュエリー「ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン」 【ブシュロン】時を超えるジュエリー、“セルパンボエム”の魅力