1959年にジャン・シュランバージェの手で、結婚指輪として誕生したリング。時を経てその役割を超え、永遠の絆や愛のシンボルとなった作品の背景とは。 ========================= ブランド : Tiffany&Co.(ティファニー)コレクション : Jean Schlumberger by Tiffany(ジャン・シュランバージェ バイ ティファニー)コレクションの誕生年 : 1959年原産国 : アメリカ素材 :イエローゴールド, プラチナ, ダイヤモンド価格 : ¥1,210,000 〜 ¥2,200,000 ========================= 時代を超えて魅力的なシュランバージェのデザイン "ジャン・シュランバージェ バイ ティファニー"(上)16 ストーン リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥2,200,000・(中)3 ロウ ロープ リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥1,210,000・(下)16 ストーン ナロー リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥1,529,000(すべて参考価格)/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) ジャン・シュランバージェは、ティファニーに数々のレガシーを遺した伝説のジュエリーデザイナー。たとえば"バード オン ア ロック"ブローチや、『ティファニーで朝食を』(’61)でオードリー・ヘプバーンが着用した、"ザ ティファニー ダイヤモンド"が輝くネックレス等々が代表作だ。彼はパリでキャリアをスタートし、スキャパレリのコスチュームジュエリーに携わった。その後活動の場をニューヨークに移して人気を博し、1956年ティファニーに副社長として迎えられた。 "ジャン・シュランバージェ バイ ティファニー"(下)16 ストーン リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥2,200,000・(中)3 ロウ ロープ リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥1,210,000・(上)16 ストーン ナロー リング〈YG、Pt、ダイヤモンド〉¥1,529,000(すべて参考価格)/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) その彼が’59年に発表した"16(シックスティーン)ストーン"リングは、自身のルーツに根ざしている。フランス・アルザス地方でテキスタイル製造業を営む家に生まれた彼は、幼い頃から親しんだ織物や装飾品のリボン、タッセルなどを、動きのあるデザインに表現した。 上の写真の2本のリングは、下がクラシックモデル、上が新作のナロー リング。どちらもまるで16石のダイヤモンドを連ねたリボンに、ゴールドのクロスステッチがあしらわれたかのようだ。 硬質な宝石と金属を、布や糸のようにふっくらと優しく仕立てた職人の手の技に注目したい。元来結婚指輪として誕生したピースが80年代に再評価され、永遠の魅力をうたって、人生のさまざまな場面における結びつきや愛の象徴となった。優れたデザインを新たな時代に適応させながら受け継ぐ姿勢に、伝統へのリスペクトが光っている。 「ジュエリーを巡る冒険」をもっと見る 【ティファニー】の永遠の愛のシンボル。「ジャン・シュランバージェ バイ ティファニー」 【シャネル】の名品ジュエリー「コメット コレクション」の魅力 【ショーメ】現代にフィットするミツバチのジュエリー「ビー マイ ラブ」 【ルイ・ヴィトン】新世代のジュエリー「ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン」 【ブシュロン】時を超えるジュエリー、“セルパンボエム”の魅力 【フレッド】のジュエリーで、カラーストーンの魅力を堪能!