実はここ1〜2年で時計の魅力を再発見したという菅野さん。そのきっかけとなったのがブシュロンのリフレだ。「ブシュロンはパリジェンヌらしい、粋な遊び心を感じさせるジュエラー。その型にはまらない自由さが好きなんです。なかでも、リフレはエディット・ピアフが愛用した時計として知られており、彼女が生涯で唯一愛した男性にプレゼントしたというロマンティックなエピソードもあって、お気に入り」。アールデコ調の小さいケースはダイヤモンドで彩られ、オーストリッチのストラップもマッチしている。「シーズンごとに新作が出るストラップは、季節によって楽しむこともできるのがポイントですね。今日はコロニアルサファリ気分でスタイリングしました」
時計とカメオ風のブレスレットを重ねて。「私は20年代と70年代のスタイルが好きなんですが、今日は"トレジャーハントに来た貴族のサファリスタイル"をイメージ。この時計はジュエリーライクなので、カジュアルにつけたい」
name:
菅野麻子
(ファッションディレクター)
watch:
ブシュロン
リフレ
SOURCE:SPUR 2017年1月号「私が腕時計をする理由」
photography:Julie Trannoy(story1, 5), kimyongduck(story2〜4, 9), Hisashi Ogawa〈Perle Management〉(story6〜8), interview & text:Michino Ogura, Minako Norimatsu(story1, 5)
着たい服はどこにある?
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