story 6:旅先で出会った時計には運命的なものを感じています

尾城さんにとっての時計は、旅先の忘れられない思い出として残っている。「10年前、初めてニューヨークに行った際に、ラドーの60〜70年代頃のアンティークウォッチを買いました。マーケットに足を運んだときに、小ぶりながら、ゴールド色で存在感のあるルックスにひと目惚れ。手巻きなので、ひと手間かかるところにも愛着がもてるんです」。メカニックなイメージが強いラドーのなかでも、まるでジュエリーのようにきゃしゃなタイプを選んだのは、自身のマニッシュなスタイルの"裏切り"を狙ったため。「次に時計を買うなら、ハイテクなデジタルウォッチを。ドレススタイルのハズシとして使いたいですね。ギアっぽいアクセントがいまの気分です」

今日はモダンなフォルムが印象的なシャルロット・シェネのリングとスタイリング。「時計は時間を確認するときの所作がきれいですよね。素敵な女性の姿を見るとハッとさせられます」

name:
尾城友理
(「TOMORROWLAND」PR)

watch:
ラドー

SOURCE:SPUR 2017年1月号「私が腕時計をする理由」
photography:Julie Trannoy(story1, 5), kimyongduck(story2〜4, 9), Hisashi Ogawa〈Perle Management〉(story6〜8), interview & text:Michino Ogura, Minako Norimatsu(story1, 5)

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