ディオール ファインジュエリーが打ち出す、最新コレクション「ディオール ディオール ディオール」。手がけるのは、ディオール ファインジュエリーのアーティスティック ディレクターに就任して今年で20年を迎える、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ。メゾンのルーツであるオートクチュールの世界に着想を得たコレクションでは、ファブリックの持つ多彩な表情を、絢爛豪華なプレシャスストーンによって描き出している。
中でも注目したいのは、ヴィクトワールならではのユーモアが光るデザイン。ギピュールレースに着想を得たブレスレットは、イエローゴールドの地金を、ファブリックのようにしなやかに重ね合わせ躍動的に。手の甲に着用するパームジュエリーは、チュールの軽やかさを見事なオープンワークで表現。アンティークジュエリーのような佇まいに、モダンなエッセンスと、エキセントリックなムードが共存する、渾身のコレクションに仕上がっている。