ハイジュエリー3部作の最終章を飾る、壮大なアフリカへの旅【ショーメ】

ショーメによるハイジュエリー3部作「レ モンド ドゥ ショーメ」コレクション。今年の2月にパリで発表され、ロシアをテーマにしたプロムナード アンペリアル。現在東京にて開催中の「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展で披露された、日本に着想を得たシャン ドゥ プランタン。そして最終章にあたるトレゾール ダフリックでは、アフリカをインスピレーション源にコレクションを創り上げている。

© Chaumet
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ケニア人アーティスト、エヴァンス・ムバグアとの出会いによって誕生した「トレゾール ダフリック」。アフリカの民族衣装や自然景観に着想を得て、プリミティブな装飾美学と、パリのジュエラーならではのサヴォワールフェールを融合させたコレクションでは、個性的なカラーストーンが多用されている。

中でも目を引くのは、エヴァンス自身がデザインし、ライオンや象などの動物たちを表現した「Espiègleries」ブローチ。そのほかに、レッドスピネル、エメラルド、サファイア、マンダリンガーネットをビーズ状にして繋げ、中央アフリカ、東アフリカに居住するナイロート族の伝統的な宝飾品を、ハイジュエリーへと昇華させたイヤリングなど、独創性を極めた珠玉の作品たちが揃う。

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