今欲しい【ネックレス3選】! Tシャツに映える、可憐なチャームに視線集中

残暑がまだまだ厳しい今年の夏。シンプルな夏服に変化をつける、そして秋以降も愛用できるおしゃれなチャームネックレスを、 SPURの人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選して紹介。エディターのジュエリー愛がこもったエッセイとともに、自分だけのお守りにもなるペンダントに出合って。

残暑がまだまだ厳しい今年の夏。シンプルな夏服に変化をつける、そして秋以降も愛用できるおしゃれなチャームネックレスを、 SPURの人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選して紹介。エディターのジュエリー愛がこもったエッセイとともに、自分だけのお守りにもなるペンダントに出合って。

【ティファニー】今再び欲しいアイコン! オープン ハート

ティファニーのエルサ・ペレッティ™ オープン ハート ペンダント。シルバーとローズゴールドのモチーフを重ねたタイプ。

エルサ・ペレッティ™ オープン ハート ペンダント〈K18RG、スターリングシルバー〉 ¥183,700

時代を超越するティファニーのオープン ハート。コンテンポラリーなルックスとは裏腹に、その歴史は長く、デビューしたのは70年代。周知のとおり、ティファニーを象徴する数多くのコレクションを手がけたデザイナー、エルサ・ペレッティの代表作である。

ジュエリー界に革命をもたらしたエルサ・ペレッティのクリエイションに共通するのは、日常的に身につけられるミニマルさと官能的なしなやかさを持ち合わせていること。なかでもオープン ハートは流麗なシェイプでみずみずしく、ぷっくりとした可愛げもあって、まるで生き物のよう。まぎれもなくハートなのだけれど、ハートじゃない何かのようにも思えてくる。見れば見るほど、独特のなめらかな世界に引き込まれてゆく。

ティファニーのオープンハート、ペンダントを着用したイラスト。あえてエッジを効かせたトップスと合わせても粋な着こなしに。

あえてエッジを効かせたトップスと合わせても粋な着こなしに。

モチーフの中に直接チェーンが通されたペンダントは、身につけると胸もとでゆるやかな傾きを見せる。そのエフォートレスなたたずまいが絶妙にモダンで、半世紀近くも前にデザインされたものだということをうっかり忘れてしまいそうになる。大小2つのハートが寄り添うさまは、さながら恋人同士、あるいは固い絆で結ばれた親子のよう。時代を超えても新鮮みを失わず、人々を魅了し続ける奇跡のジュエリーは、まさに揺るぎない愛そのものだ。

【ヴァン クリーフ&アーペル】星座のペンダントに思いをこめて

ヴァン クリーフ&アーペルの星座のペンダント「ゾディアック」。水瓶座を象徴するモチーフが。

「ゾディアック メダル アクアリィ (水瓶座)」ペンダント〈K18YG〉¥407,000・「フォルサ チェーン、70cm」〈K18YG〉¥233,200

星座にまつわるジュエリーといえば、憧れるのはヴァン クリーフ&アーペルの「ゾディアック」。12星座のシンボルを、18Kイエローゴールドのメダルに詩的に描き出したマスターピースだ。表側には星座を象徴するモチーフが、裏側には星座のサインと期間が、緻密な浮き彫りで立体的に表現されている。


もともとは、1950年代に誕生したもの。現代のゾディアックは、そのアーカイブスに着想を得て再解釈された。真円ではない、いびつなシェイプやマットな仕上げ、縁の切れ込みなど、どこかアンティークコインのような風合いを醸し出す。直径21ミリの小さな世界に、メゾンのサヴォアフェールが凝縮されている。

ヴァン クリーフ&アーペルのゾディアック メダル、裏面。星座のシンボルがあしらわれ、星座に該当する期間とサインが、浮き彫りで描かれている

星座のシンボルがあしらわれた裏面。星座に該当する期間とサインが、浮き彫りで描かれている。

思い入れのある星座を選んで、細やかに研磨された小さなメダルに、自分だけの物語を刻んで。落ち込んだとき以外にも、星空を見上げるきっかけが増えると思う。

【サンメイア】幸せの“青い鳥”をいつも胸もとに

ロンハーマンで展開、日本ブランド・サンメイアのフェアリーバード ダイヤモンド ネックレス

フェアリーバード ダイヤモンド ネックレス〈K18YG、ダイヤモンド〉¥605,000

空に向かって飛び立つ鳥をK18ゴールドでかたどったのは、ロンハーマン限定で展開されているジュエリーブランド、サンメイア(SAN MARE)の「フェアリーバード」ネックレス。500円玉大のモチーフには、羽のラインまで丁寧に彫り込まれ、頭から尾の先までダイヤモンドがびっしりと敷きつめられている。

サンメイアのフェアリーバードネックレス(チェーン全長47cm)

こちらのミディアムサイズと、スモールサイズの展開もあり

まるで太陽を背に、降り注ぐ陽光を浴びて輝いているかのよう。胸もとにそっと羽ばたかせてみれば、まだ見ぬ遠い世界へと連れて行ってくれそうな気がする。一石一石のきらめきに、幸せのかけらを見たような気持ちになる。

童話『青い鳥』に思いを馳せた、素敵なストーリーを以下からぜひチェックして。

*リンク先記事内の商品価格はオリジナル記事の公開当時のものです